石膏ボードを貫通したアメリカカンザイシロアリの蟻道【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日お伺いした川越市のアメリカカンザイシロアリの被害にあったお宅では、室内のクロスを貼られた壁に1ミリほどの穴があき、そこから糞が落ちていました。

 

クロスをはがしてみると、奥の構造部材とクロスの間にある石膏ボードを貫通して蟻道が作られていました。

 

クロス側からみた写真

 

裏側

向こう側の蛍光灯の光が見えています。

 

横から

厚さは1センチぐらい

 

他のシロアリでもそうですが、木材だけを齧る訳ではありません。時には餌でないコンクリートや金属を齧り、穿孔することもあります。

 

被覆配管の断熱材などがいい例です。

 

担当:七海

 

 

配管がシロアリの通り道に〜鉄骨造住宅でのシロアリ被害〜【株式会社テオリアハウスクリニック】

【経緯】   

「先日、既にシロアリの被害を受けている。洗面所・浴室の床下木材にも腐食が見られる。処置法なども点検時にアドバイスしてほしい」といったご依頼が入りました。

この時点でかなり被害が進んでいることが考えられたのですが、実際にお伺いしてみるとその被害状況は予想以上のものでした。 

 

【現場の状況】

浴室入口の木枠にできた穴

浴室のドア枠と壁の隙間を覗いたところ

 

洗面所の床は、浴室側に向かうにつれてスカスカとなり、歩いていても「落ちそう」と思ってしまうぐらいでした。更にユニットバスの浴室入口の下はほとんどの木材が食べられていて大きな穴になっていました。

 

ここまで食べられてしまうと私たちシロアリ駆除業者では対応できず、穴を修復する工務店との連携が必要になります。(当社は各地域で信頼のある工務店様にバックアップしていただいていますので、こういう場合も対応が可能です。)

 

被覆配管内の蟻道(1)
被覆配管内の蟻道(2)

 被覆配管を剥がしてみたところに蟻道ができている

 

 

床下に潜って見てさらに驚いたのは、洗面所下に7本立っていた被覆配管(断熱材で覆われた配管)のうち6本に蟻道ができていたことです。

 

鉄骨造りで床下に木材の少ない住宅も、このようにシロアリが被覆配管の中を通って床上まで被害を受けることがあります。

 

シロアリや、シロアリ被害に関するお問い合わせはこちら>>

 

 

 

■担当アドバイザーから・・・■

田中勇史  2007年度入社

学生時代からハチの研究をしていました。

その時得た知識は現在もハチ駆除の業務で活躍しています。

ハチに関してお困りの方は私田中におまかせください!

アドバイザー:田中

 

 

【関連記事】

・日本人が最も恐れるべきは、ヤマトシロアリの被害です!http://blog.woody.co.jp/article/13392843.html   

・玄関(上がり框)のシロアリ被害http://blog.woody.co.jp/article/13380535.html

・室内の段ボールがシロアリに喰われてボロボロ・・・http://blog.woody.co.jp/article/13372152.html 

見ただけではわからない、被覆配管の蟻道とシロアリ被害【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、床下点検を行ったお宅で、見ただけでは絶対にわからないシロアリ被害がありました。

 

このお宅は鉄骨住宅で、床下を見たところ、シロアリの形跡は見られず、おそらく大丈夫だろうと思われました。

 

しかし、ただ見るだけではプロの点検とは言えませんから、木材をドライバーで叩いてみたり、給水・排水管などの被覆配管の断熱材も剥いで確認しなければなりません。

 

今回は床下の「被覆配管」にシロアリを発見しました。

 

しかし、外側には何もシロアリの形跡はないのです。

 

【シロアリのいた被服配管の断熱材の写真はこちら】

シロアリの通った被服配管  

@シロアリの通った被覆配管の断熱材  

 

蟻土

Aシロアリが中に持ち込んだ蟻土(ぎど)

 

被覆配管の中にできた蟻道 

B被覆配管の断熱材全体       

 

被覆配管の中のシロアリ

C断熱材にいたシロアリ

 

 

@ ご覧のとおり、外側からでは全く分かりません。

中がちらっと見えますがこれは断熱材のみを外したものです。実際にはテープなどでぐるぐる巻きになっていますから見ただけではわかりません。

 

A断熱材の内側はシロアリが持ち込んだ土(蟻土と呼ばれます)でいっぱいです。

 

B上から下まで、蟻土でいっぱいです。

 

実際、このお宅はこの被覆配管を通ってきたシロアリによって、床の材が被害を受けていました。

 

放っておけば床が抜けてしまう可能性もありました。

 

いくら床下に蟻道(シロアリの作る道)がなくても、安心できません。

 

シロアリは被覆配管やコンクリートの隙間からでも上がってくるのです。