南関東でもセアカゴケグモが発見され始めました

【外来害虫ニュース】

 

昨日11月12日に、神奈川県川崎市の民家にて、外来害虫である「セアカゴケグモ」が発見されました。

 

 

セアカゴケグモはオーストラリア原産の毒グモで、

基本的にあまり攻撃性の強いクモではありませんが、

噛まれると激しい痛みとともに患部が腫れ上がり、症状が重くなると頭痛や寒気、吐き気などを引き起こすことがあります。

 

 

セアカゴケグモの画像です

 

上の写真の白くて丸いものは卵です。

 

セアカゴケグモ

(※ 写真は社団法人日本ペストコントロール協会より)

 

被害は基本的にメスによって引き起こされ、

体長はメスが1cm〜1.5cmほど、オスの場合はメスより小さく1cmに達しません。

 

 

日本では1990年代後半から西日本を中心に発見・生息が確認されていましたが、

ここ最近では南関東(神奈川県川崎市や大和市)でも発見されるようになりました。

※セアカゴケグモは、しばしばTVのニュースなどのメディアでも取り上げられています。

 

今回川崎市では、民家の散水栓にて発見されました。

 

以前から生息が確認されている西日本では、

ベンチの下やブロックの隙間、道路の側溝や排水口、ガードレールなど、

比較的、人口的に作られ適度な隙間のある場所に巣を造ることが多いようです。

 

また、海外から運ばれてきた害虫ですので、港や空港などのある地域では特に注意が必要ですが、

内陸部でも荷物などに紛れて移動することがあります。

 

 

セアカゴケグモを発見された場合は、むやみに捕まえたりしようとはせず、

最寄りの保健所にご相談下さい。

※小さなお子様のいる場所など、すぐに駆除したい場合は、

市販の殺虫剤が有効ですので、駆除後に保健所にご相談下さい。

トコジラミ(ナンキンムシ/南京虫)注意報!【株式会社テオリアハウスクリニック】

今年に入り、トコジラミ(別名:ナンキンムシ/南京虫)のお問い合わせが多く寄せられるようになりました。

 

トコジラミ

トコジラミの拡大写真(写真: 東京都ペストコントロール協会より)

 

 

日本におけるトコジラミ被害は、

戦後の大規模な駆除により、最近まであまり被害が出ていなかったのですが、

近年のアメリカやオーストラリアなど海外における大発生にともない、

日本の一般住宅でも再び被害が増加傾向にあります。

 

日本による被害増加の要因として考えられるのが、

日本人旅行者や外国からの旅行者による持ち込みや、物流による流入が考えられます。

※日本で被害があまり出ていなかった時期も、外国人旅行者の泊まる宿泊施設などでは被害は確認されていました。

 

 

 

●トコジラミとは

 

トコジラミの体色は褐色で、成虫だと5〜8mmほどの大きさになり、動物の血液のみを栄養源とします。

また、吸血すると体が膨らみ、より体色が赤くなります。

※ダニやノミなどと違い、肉眼でもハッキリ見えます。

 

トコジラミは夜行性のため、被害は主に夜間の就寝中に発生することが多くなりますが、

昼間でも薄暗い部屋などでは活動することがあります。

 

室内で見つけたトコジラミ

室内の暗い場所に潜んでいたトコジラミ

 

トコジラミ被害に遭うと、

刺されたことによる激しいかゆみや、腫れといった症状が、数週間にわたって続きます。

 

トコジラミ被害による腫れ

(写真: 日本ペストコントロール協会より)

 

 

また、トコジラミは飢餓に対して非常に強く、

1年以上血液を摂取しなくても生きられる場合があります。

 

 

 

●トコジラミの駆除方法

 

当社の主なトコジラミ駆除方法は、

まず見つけ出したトコジラミや、隙間などの隠れやすい場所へ直接薬剤散布をおこないます。

そしてこの作業を終えたら、次はガス(霧)状にした薬剤を室内(建物)に充満させます。

 

また、1回の駆除だけだと残った卵や他の場所に潜んでいたトコジラミを残すことになるので、

基本的には2回以上の駆除作業を行うこととなります。

※布団などを外に干して日光に晒すだけでは駆除は不可能です。

 

 

 

●トコジラミの予防・発見

 

トコジラミの予防・発見方法について、いくつかご紹介致します。

 

・侵入防止

トコジラミは、主に物や人(衣類や荷物)にくっついて建物に侵入してきます。

特に物の場合は衣類や寝具など、人の場合はズボンのすそやフードなど隠れやすい部分には比較的付着しやすいので、

これらの物を室内に持ち込む際は、注意を払いましょう。

 

・部屋の整理

これはトコジラミ被害にあった際、生息の早期発見や駆除のしやすさにつながります。

部屋に物が散乱(特に衣類や寝具類)していると、それだけトコジラミに隠れ場所を与えることになります。

 

・被害にあったと思ったらチェックするポイント

室内に入ったトコジラミは、主に衣類や寝具の周辺、家電製品の下(裏)、

物と壁の隙間、畳の隙間や絨毯等の裏など、

温かい場所や暗い場所に潜んでいることが多くなります。

特にベットの裏や、シーツ・布団・毛布等の折り返し等が多いですので、

被害に遭った可能性がある場合は、それらを重点的にチェックしてみましょう。

 

・血糞

トコジラミは血液を栄養源としますが、他の多くの生物と同じように、黒い糞を排出します。

トコジラミの場合はこの糞を血糞(けっぷん)といい、

トコジラミが生息している場合は、活動範囲に黒い糞が付着していることがあります。

 

トコジラミの血糞

トコジラミの血糞(写真: 東京都ペストコントロール協会より)

 

 

皮膚に腫れができ、激しいかゆみが続く場合には、トコジラミによる被害も考えられますので、

まずは上記のポイントを中心に、トコジラミが室内に生息していないかをチェックしてみて下さい。

 

 

トコジラミを室内で発見された場合は、

薬剤による駆除が必要となりますので、害虫駆除業者への相談をお願いします。

 

※トコジラミの対策に関する調査は有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

 

 

記事担当:日暮

カビではありません!【株式会社テオリアハウスクリニック】

 

まずは、こちらの写真をご覧下さい。

 

床一面に白いものが広がっています

 

床一面に広がる白い塊

 

床下の土壌面に、何か白いかたまりが広がっています。

 

さて、この床一面に広がっている白い結晶の様なものは、一体何でしょうか。

 

 

拡大してみると・・

 

何か白い結晶が・・

 

結晶の様になっています。

 

 

・床下のカビ?

 

・シロアリの卵?

 

 

正解はといいますと、

 

これは断熱材に使われている「グラスウール」というものです。

 

おそらく経年劣化により、

床の下(床下内の天井)に付けられていた断熱材から剥がれて落ちたものと考えられます。

 

 

 

次は、こちらをご覧下さい。

 

床下のコンクリートブロックに付着した白い綿状のもの

 

こちらは、コンクリートブロックの表面に何か綿のような白いものが広がっています。

 

拡大してみると・・

 

白い綿状の結晶を拡大

 

 

今度こそ床下に広がるカビでしょうか?

 

 

違います。

 

 

こちらは、コンクリートの白華現象(エフロレッセンス)と呼ばれるもので、

コンクリート中の石灰分などが表面に染み出して固まったものです。

(※コンクリートブロックなどではしばしば見られる自然現象で、

状態・劣化が激しい場合を除いては、すぐに建物の強度に大きな問題が出るといったことはありません。)

 

 

しかし、残念ながら悪質(もしくは知識の無い)業者の中には、これらを「カビ」だとお客さんに説明して、

床下換気扇や調湿剤などの取り付けを勧める業者もいるそうです。

 

 

基本的に、どちらの場合も床下環境の悪化や、シロアリの侵入などには特に影響はありません。

(※ 断熱材が剥がれた場合には、室内の断熱環境に多少影響が出ます)

 

 

床下のカビ・腐朽に関してご心配な方は、

複数の業者さんに見てもらうことも悪質業者対策の一つとなります。

 

 

 

 

【シロアリやカビ・腐朽に関するご相談はこちらより】

 http://www.woody.co.jp/

 

 

 

 

記事担当:日暮

床下の水漏れ・腐朽被害【株式会社テオリアハウスクリニック】

 

今回は、床下での「水漏れ」そして「木材の腐朽」について紹介します。

 

 

水漏れは、主に床下を通る配管から水が漏れ出すことが原因で、

これによって地面に水たまりができたり、床下の空間が過度に湿潤な環境になります。

 

水漏れの様子

※ 写真左奥が水漏れにより、大きな水たまりができています。

 

 

激しい水漏れ

※ こちらは写真中央から奥にかけ、池の様な状態になっています。

 

 

すると床下空間が、湿気を好むシロアリにとっては住みやすく、

また腐朽菌による木材劣化も起こりやすい環境となります。

 

 

下の写真は、湿潤な環境によって木材に腐朽が発生している様子です。

 

白色腐朽菌被害.

 

一見、薬剤を大量散布したかの様な状態にも見えますが、

これは「白色腐朽菌」による木材腐朽です。

 

 

そしてこちらは、「褐色腐朽菌」による腐朽被害の写真です。

 

褐色腐朽菌被害

 

褐色腐朽菌被害2

 

木材の腐朽菌は、主に「白色腐朽菌」と「褐色腐朽菌」に分けられ、

それぞれで木の好みや分解する成分などが違います。

 

 

また、腐朽の度合いが激しくなると、シロアリに食害されるのと同様、

木製の構造部材が劣化し、崩れてしまうこともあります。

 

腐朽による構造部材の劣化被害

 

 

しかし、甚大な腐朽被害を防止するということは、難しいことではありません。

 

例えば、

基礎(床下部分)の換気口付近に物を置かず、風通しをよくすることであったり、

専門業者による、定期的な腐朽・水漏れ・雨漏り等の点検やアドバイスを受けることなどが挙げられます。

 

専門業者による床下点検の様子

 

 

ただし、専門業者による点検を受ける際、わずかに腐朽や湿気があるだけで、

「このままでは床下にカビやシロアリが湧いてしまいます!換気扇を取り付け、調湿材も撒きましょう!」

などといわれる業者さんにはご注意下さい!

 

※水漏れによる床下の過度な湿潤の際は、まず原因となる水漏れを止めることが重要です。

床下換気扇や調湿材は、

もともと過度な湿潤環境で、他に対策が無い場合に使用してこそ意味があります。

 

 

たとえ水漏れが発生していても、それを止め、

通気をよくすることで、その後床下が自然乾燥し、良好な状態に戻ることも多いのです。

 

 

また、シロアリ駆除・予防に使用する薬剤には、

木材の防腐成分を含んでいるものもあるので、

シロアリと腐朽予防を同時に行いたいという方は、専門業者へのお問い合わせをオススメします。

 

 

 

 

記事担当:日暮

埼玉県内でキイロスズメバチの駆除を行いました【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、埼玉県飯能市でキイロスズメバチの駆除を行いました。

その現場での様子を紹介します。

 

キイロスズメバチは働き蜂の数が多いのが特徴で、最盛期には数千匹単位になります。

駆除の後も沢山の戻りバチがいました。

(戻りバチがいなくなるには1週間ほどかかる場合もあります。)

ハチの駆除は巣の撤去だけでなく、戻りバチ(働きに出ていて、戻ってきたハチ)をある程度除去した後、完了となります。

 

また、キイロスズメバチはスズメバチの中でも攻撃性の高い種類です。

 

キイロスズメバチは春先に巣を作り始め、

仲間の数が増えていくと、軒下や植栽などの見晴らしのいい場所に引っ越すことがあります。

 

そして、11月頃まで巣で活動していることもあるので、

この時期はまだまだ注意が必要です。

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

 

記事担当:日暮

木材に被害を与えるムネアカオオアリの駆除【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、ムネアカオオアリの駆除現場へお伺いしました。私自身このアリの駆除は始めてです。

ムネアカオオアリ


東京都内でも生息はしていますが、街中には少ない種類のアリで、山間部に多く生息しています。

今回の現場は山梨県で、長野にある関連会社の株式会社ランバーテックさんの駆除現場に同行させていただいた形になります。 

基本的にアリであれば、木材へ被害を与える種類はさほど多くないのですが、このアリだけは例外で、木材を当たり前のように穿孔し、木屑をばらまく厄介者です。

しかも、比較的乾燥している木材でも穿孔し、更に、断熱材が加わると被害の規模が広がるという、乾材シロアリと土壌性シロアリの厄介な部分を組み合わせたようなアリです。巣がいくつもないだけましですが・・・

当社の対応エリア内だと、駆除対象になるのは、トビイロケアリ・サクラアリ・シリアゲアリ類・ハリアリ類がメインなので、そこまで大規模な被害は想像していませんでした。(中にはかなりの被害もありましたが)

実際の現場は、今までで見たアリの被害で一番規模が大きく、室内全体にアリが這い回り、いろんな箇所に木屑の堆積が見られました。

特に、地下室での被害が顕著でした。


ムネアカオオアリ被害
地下室の木材に穿孔して巣を作っています(下の方の模様は木屑の塊です)
 ムネアカオオアリ.jpg
多数のアリが這い回っています
 ムネアカオオアリ被害
ムネアカオオアリの木材穿孔跡(普通に穴をあけます)
 薬剤注入処理.jpg
室内の侵入箇所への薬剤注入処理
 ムネアカオオアリ被害
地下室に落ちている木屑
 ムネアカオオアリ被害
地下室に落ちている木屑2
 ムネアカオオアリ被害
地下室側から床の断熱材を剥がしてみたところ(上にあるのは合板)

アリでは珍しく、土壌を介して侵入しないこともあるようで、侵入箇所の特定が非常に難しかったです。

   
幸い、コロニーの主要部位と思われるものが地下室側から見られたので、その部分と室内への侵入箇所を重点的に処理しました。

アリ達が処理した箇所をちゃんと通過すれば、効いてくれるでしょう。

今回の現場は、今までのアリ駆除の経験で、ある程度は予想できた部分もありますが、想定外のことが多く、非常に勉強になりました。

害虫駆除にはマニュアル化できない種類がたくさんいて、感覚に頼る部分も大きく、現場に応じた対策をたてる必要があります。ここが難しいけどやりがいのある部分です。

同じような現場があれば、また是非同行させていただきたいものです。

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。


担当:営業企画部 橋本

チョウバエの駆除【株式会社テオリアハウスクリニック】

ユニットバスから羽のついた虫が長期間発生するというご相談を頂き、調査にお伺いしました。

PA071614s.jpg

季節を問わず発生し、発生場所がユニットバスという点から間違いないと思いましたが、
発生していたのはやはりチョウバエでした。コア下の水受けから発生していたようです。
上の写真の黒っぽい線がチョウバエの幼虫です。

PA071612s.jpg
クリックで拡大します(※虫の幼虫が苦手な方はご注意ください!)

チョウバエは排水溝内やエプロン下の汚れ(スカム)から発生しやすいため、調査後、排水パイプの洗浄をしてもらいました。
一般家屋でのチョウバエ駆除は高圧洗浄などで済んでしまうことが多いです。薬剤は余程のことがない限り(例:排水溝の中、マンションなどで発生ポイントが多い、洗っても発生が止まらないなどの場合)は使用しません。※当社では洗浄作業は行なっておりません。

 

※チョウバエの対策に関する調査は有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

 

 

【関連記事】

・チョウバエ対策について http://blog.woody.co.jp/article/13599729.html

11月に都内でスズメバチの巣を撤去しました【株式会社テオリアハウスクリニック】

もう11月も中旬ですが、先日、スズメバチの駆除(巣の撤去)にお伺いしました。
10月にはもう空になってしまうアシナガバチとは違い、スズメバチでは11月までハチがいることも珍しくはありません。

庭木の植え込みの中につくられた巣の写真
庭木の植え込みの中につくられた巣

巣はちょうどバレーボールぐらいの大きさです。
撤去作業中

中にはたくさんのハチがいましたが、ほとんどがオスでした。
この季節になると新女王(来年女王になるメス)とオス(針がないので刺すことはありません)ばかりですが、まだ蛹がたくさんいたのにはびっくりしました。(社内に持って帰って20匹以上羽化してました)
この時期にもなると、働き蜂はほとんどいないので、攻撃性は少なくなります。(刺されない保証はありませんので、ご自身で撤去される場合には、急がずに真冬まで待ったほうが安心です)
ちなみに種類はコガタスズメメバチです。

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 


担当:安藤:青木

サクラアリの駆除【株式会社テオリアハウスクリニック】

本日は、サクラアリの駆除工事を行って来ました。

サクラアリはこの時期(10〜11月)に羽アリが発生するもっともポピュラーな種類です。

市販の毒餌剤が効きにくいため、駆除の難しい種類です。

今回もそうでしたが、毒餌での駆除の確実性が低いことから、基本的には当社でも写真のように液状の薬剤処理が主体です。(状況により剤型を使い分けます)
サクラアリの駆除 (1).JPG

サクラアリの駆除 (2).JPG

・・・しかし、最近数名のお客様から、アリ〇ツ(有効成分:ホウ酸)という毒餌剤の商品を好むという情報を頂きました。今までサクラアリが市販の毒餌剤でまともに食べるという報告は、これだけです。

もしサクラアリが発生したら試してみてもいいかもしれません。500円程度で買えます。

ただ、以下の事項は守って使用して頂かないと、効果がなくなりますので、注意してください。
【毒餌剤を使用する際の注意点】
・スプレー式殺虫剤は使用しない。
・毒餌に集まってきているアリを殺さない。

・・・警戒を与えないことが毒餌剤による駆除の基本です。うまくいけば、巣ごと駆除できます。

 

当社にご依頼いただくと、市販の薬剤を使うよりもずっと高額になるため、まずは、ご自身で毒餌による対策をお試しいただくことをおすすめします。


ちなみに、当社ではこの毒エサによる効果の検証をまだ行っておりません、あくまで聞いた情報ですので、効果の保証はできません。

※効果があるのは、羽のない働きアリのみです。羽アリのみ発生している場合は毒餌剤は無意味です。

今年、2010年はサクラアリのお問い合わせが昨年の10倍以上あり、正直驚いています。異常気象の影響というのもあるのでしょうか。真相はわかりません。

キイロシリアゲアリの羽アリの発生も今年は遅く、ダラダラ出続けていたので、サクラアリもこれからしばらく続きそうな予感がします。

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。



担当:橋本

コクヌストモドキの大量発生【株式会社テオリアハウスクリニック】


新築間もないアパートでコクヌストモドキが発生している事例を紹介します。

コクヌストモドキ約3~4mm.jpg


コクヌストモドキ拡大写真



発生の中心になったのは小動物を飼っていたことのあるご住人のお部屋で、その餌が発生源となっていました。


床に散らばっているコクヌストモドキの死骸

床下点検口の周囲にも死骸が溜まっている

上の写真で、床に散らばっている小さな黒い粒や、赤茶色で細長い粒のようなものが
全てコクヌストモドキです。

後日原因だった餌などを徹底廃棄し、主に薬剤のULV(空間噴霧処理)にて処理を行ないました。

床下・天井裏もULV処理

コクヌストモドキは「擬穀盗人」という和名の通り、小麦や米などの穀類を食害する貯穀害虫として世界的に有名です。

駆除するうえでは発生源となっている穀物(今回では動物の餌)を取り除くことが不可欠です。

そして穀類を長期間保存する場合は、タッパー等の密閉容器に入れて保管することで、発生の予防になります。

ただ、このコクヌストモドキという昆虫で難しいのが、穀物類(餌)だけが発生源ではない場合もあるということです。

新築間もない住宅で、入居者が入る前から大量に見つかることが近年多く報告されています。

コクヌストモドキに関してはこちらの事例の方が有名で、一昔前は聞かれなかった現象です。

公式にはっきりした原因はわかっていませんが、この見極めが一番の悩みどころです。

※コクヌストモドキの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

オオスズメバチ駆除の様子が「噂の東京マガジン」に取材されました。【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日の9月26日にTBS「噂の東京マガジン」で当社のオオスズメバチ駆除の様子が放映されました。

この前紹介した現場での別の巣の駆除です。

場所がものすごく難しい場所だったので、巣の撤去までに約2時間を要しました。

練馬というより東京都区内でオオスズメバチの駆除依頼が来るのはもちろん初めてで、貴重な体験でした。

今年はハチ駆除の依頼自体も相当多いです。

取材時の動画をアップしました。




※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

駆除担当:田中(勇)・安藤

【関連記事】

・練馬区でオオスズメバチの駆除を行ないました http://blog.woody.co.jp/article/13797744.html

・床下にスズメバチ!?…正体はおとなしい「ヒメスズメバチ」でした http://blog.woody.co.jp/article/13538438.html

・スズメバチ駆除事例(コガタスズメバチ) http://blog.woody.co.jp/article/13330810.html   

・夏場はアシナガバチの巣が急激に大きくなります http://blog.woody.co.jp/article/13756560.html

練馬区でオオスズメバチの駆除を行ないました。【株式会社テオリアハウスクリニック】

アドバイザーチームの田中勇史です!

先日、弊社に程近い練馬区の現場で、ハチ駆除のご依頼がありました。

状況をお聞きすると「切り株の根元から大きなハチが出入している」とのこと。

切り株ならニホンミツバチの可能性もありますが、大きいということなのでおそらくヒメスズメバチであろうとの予測のもと、現場に向かいました。

※ヒメスズメバチは、オオスズメバチの次に大きいスズメバチですが、個体数が少なく攻撃性はアシナガバチ以下のとてもおとなしいハチです。

現場について、早速目に飛び込んできたのは多数のスズメバチが盛んに出入する様子。

・・・この時点で、ヒメスズメバチの可能性はほぼなくなりました。この大きさということは・・・?

そうです、これは最強最悪の「オオスズメバチ」です。

確かに大きくて切り株という話を聞くと、このハチが真っ先に挙がるのですが、ここは東京23区内。

まさか練馬にいるとは予想もしていませんでした。オオスズメバチなんて近年は山間部でさえあまり見かけなくなってきているんですよ。。(出身は八王子)

しかしここは、プロの腕の見せ所でもあります。

駆除中の動画を一部アップしましたのでご覧ください。


デジカメで撮ったものなので画質はあまり良くありませんが、カメラ自体が襲われたりとかなりハードな内容になっていると思います。

残念ながら容量の関係で駆除完了までは撮れませんでした・・・

ただ、この現場、後日確認のため行ったところもうひとつの巣があることが判明し、再度駆除を行うことになりました。

そして、実はこの現場でTV取材の予定が入っています!!

放映は今月の26日です。TBS「噂の東京マガジン」で13:00〜放映です。

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。




■担当アドバイザーから・・・■

田中勇史  2007年度入社

大学では専らミツバチ・スズメバチの研究をしていました。 

シロアリ、害虫駆除はもちろんですが、

特にスズメバチ駆除大得意です!

アドバイザー:田中

軒先からハチが発生!・・正体は「スズバチ」でした。【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、 「リフォーム現場で軒先からハチが発生しているため、仕事にならない」 

というお問い合わせで現場に向かいました。

こういったお問い合わせの場合、小屋裏によく営巣するミツバチや、スズメバチの可能性が高くなるのですが、意外にも「スズバチ」というドロバチの仲間でした。

このハチは単独性が強く、一匹で巣作りをするのが普通ですが、ちらっと見ただけで数匹が出入していました。

軒裏を開けてみると、スズバチにしてはかなり巨大な巣が出来ていました。数が多いというよりは、その場所に何年も繰り返し巣作りしていたようで、一部は屋根裏に近い位置のものもありました。(屋根裏まではいっていませんでしたが)

スズバチの巣.jpg


このスズバチは、攻撃性は少なく掴まなければ刺さないくらいの種類なので外壁や植裁に作られているだけであれば放っておいても大丈夫です。

 

まず人間に対して問題を起こすことがないので、出来ればそっとしておいてあげたい種類です。

 

ただ、今回はこのような状況で場所が場所でしたので、巣の撤去作業と成虫の駆除を行ないました。

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

担当:田中・橋本

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夏場はアシナガバチの巣が急激に大きくなります。【株式会社テオリアハウスクリニック 】

本日は、アシナガバチの駆除にお伺いしてきました。

蜂の種類は「セグロアシナガバチ」で、アシナガバチではキアシナガバチと並んで最も大きい種類です。

これからの季節は、働き蜂の数も多くなり、新女王や王の出現も控えているので攻撃性が高くなり、危険な時期になります。
セグロアシナガバチ.JPG

この時期になると、スズメバチよりおとなしいアシナガバチでも攻撃性が増してきます。巣を見つけても、絶対にさわらないでください。駆除する場合は専門家に相談しましょう。

※自治体で駆除を行っている地域もありますので、まずは確認していただくことをおすすめします。


※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。


担当:橋本

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シロアリの蟻道にアリがいるケース【株式会社テオリアハウスクリニック】

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本日お伺いした物件で、床下側の基礎の隅にヤマトシロアリの蟻道がありました。 

20100714b.jpg

 

シロアリの生息確認のため、蟻道を崩してみると、アリが出てきました。

 

アリの中にも蟻道を作る種類がいますが、 今回のケースは、シロアリの蟻道をアリが利用しているというケースです。

 

アリの中にはシロアリを餌として好む種類もあり、その結果今回のような現象になることもありますが、たまたま古いシロアリの蟻道を通っていただけかもしれませんし、原因は定かではありません。

   

生き物を知るためには聞いた情報や定説だけを鵜呑みにせず、実際に観察することが重要です。

 

予想と違う行動も多く、裏切られてばかりですが、だから生き物というのは面白いのかな、と思います。

 

 

 

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アミメアリの屋内侵入で対策工事を行ないました。【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、アミメアリの屋内侵入の対策を行って来ました。

 

梅雨入りくらいからボチボチと発生が始まり、1週間後くらいには晴れた日には列をなして大量に侵入してくるという状況でした。

 

アミメアリは、基本的に屋内営巣性ではないので、外部からの侵入が予想されました。

 

確認したところ、やはり外周部の外壁と基礎の隙間から侵入が確認できました。屋外性のアリが侵入する経路としてはごく一般的です。

 

ただ、アミメアリの厄介なところは、特定の巣を持たず、1コロニー(集団)で数万匹以上もいるという、数の多さです。

 

このアリは女王を持たず(羽アリも出ません)、若い働きアリが直接産卵して増えていくという特異な繁殖方法をとるため、定住性でないにもかかわらず、ものすごい数のコロニー数を維持することが可能なのです。

 

アミメアリ対策.jpg

定住性ではないので、長期的に発生する可能性は低いアミメアリですが、効果的な処理方法を取らないと、逆効果になる場合もあります。

 

アリ対策は種類の同定からまず始まります。 

種類により生態が違い、対策方法も異なるためです。

対策しようとする対象のアリの種類や生態がよくわからない場合、アリの巣コロリなどのベイト剤(毒餌剤)はともかく、室内でのスプレータイプの薬剤の使用はかえって被害を広げてしまうことがあるので、あまりおすすめできません。


※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。


 

担当:橋本

2010年、アリの羽アリシーズン到来です。【株式会社テオリアハウスクリニック】

今月の上旬は、毎年恒例のシロアリの羽アリに関するお問い合わせが殺到しましたが、それもだいぶ落ち着き、替わってアリの羽アリのお問い合わせを多くいただくようになりました。

アリ(クロアリ)の羽アリシーズン到来です。
アリは種類が多い(種類でそれぞれ羽アリの時期が異なる)のでシーズンといっても5〜11月までの長い期間発生し続けます。

5月は、オオアリ類やヤマアリ類の比較的大型の羽アリが多いのですが、家屋から発生するような種類はあまりいません。

家屋内侵入で問題になるのは、これらの種類が多いです。(お問い合わせ数上位3種)
トビイロケアリ・・・6〜7月 (屋外でも普通に見られる。壁の中の腐朽した木材などに営巣することがある。シロアリと同じような蟻道を作る)
キイロシリアゲアリ・・・8〜9月 (巣は屋外だが夜照明などに集まって迷惑がられる)
サクラアリ・・・10〜11月 (トビイロケアリと同じように家屋内でに営巣することも)


先日、羽アリではありませんが、アリの駆除および家屋侵入対策を行ってきました。この時期はアリの活性が一気に上がるので、羽アリだけでなく、アリ自体の家屋侵入も多くなってきます。

今回対策をおこなったアリは、「トビイロケアリ」という種類で、1年を通してもっともお問い合わせの多い種類です。

畳の隙間から発生している、と聞いていたので、畳を上げて見たところいくつかの侵入箇所が判明しました。

写真を見ていただけると(クリックで拡大します)わかるのですが、畳寄せと合板の隙間付近に、土が盛られています。腐朽も少ないので、侵入して間もない段階と推測されます。

しかし、このまま放置していたら6〜7月には羽アリが発生する可能性が高いので、早めに処理できて良かったと思います。

 

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 



担当:橋本

羽アリ発生時期一覧【株式会社テオリアハウスクリニック】

もうすぐシロアリの羽アリシーズンがやってきます。

ヤマトシロアリに関しては4月の中旬〜5月いっぱいが目安です。

5月以降からは、クロアリの羽アリも飛びはじめます。クロアリの羽アリはシロアリとは違い、いろいろな種類が時期によって入れ替わりながら、5月〜11月ごろまでの長い期間発生します。

※環境条件によって、それ以外の時期に発生することもあります。 

 

【関連記事】

・シロアリとアリの羽アリを見分けるには?http://blog.woody.co.jp/article/13400641.html 

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種類    羽アリ時期  働き蟻の大きさ    体色と特徴  関連記事 
アメイロアリ  5月〜6月  小(2〜2.5ミリ)  頭部と腹部は黒褐色
住宅に巣を作る
 
クロオオアリ  5月〜6月  大(7〜12ミリ)   黒色   
ムネアカオオアリ  5月〜6月  大(7〜12ミリ)  胸のあたりが赤い
住宅に巣を作る 
 
木材に被害を与えるムネアカオオアリの駆除
オオハリアリ  6月〜7月  中(4ミリ)  赤褐色
住宅に巣を作る
 
クロクサアリ  6月〜7月  中(4〜5ミリ)   黒くて艶がある   
クロヤマアリ  6月〜7月  中(4.5〜6ミリ)  黒くて艶がなくて若干灰色  
トビイロシワアリ  6月〜8月 小(2.5ミリ)  黒褐色、細長い
稀に住宅に巣を作る
 
ヒメアリ  6月〜8月  小(1.5ミリ)  黄色で腹は黒い
住宅に巣を作る 
ヒメアリと イエヒメアリの駆除工事を行ってきました。(動画付き)
トビイロケアリ  7月〜8月   中(2.5〜4ミリ)  黒褐色で細かい毛
住宅に巣を作る 
トビイロケアリの家屋営巣例 
キイロシリアゲアリ  8月下旬〜9月   小(2~3ミリ) 黄褐色 キイロシリアゲアリの羽アリシーズンは8月下旬〜9月です。
サクラアリ  9月〜11月  小(1〜1.5ミリ)  褐色で触角と足は黄褐色
住宅に巣を作る
10月はサクラアリの羽アリシーズンで、活性が高い時期です。

※表内の「住宅に巣を作る」と書いてあるもの以外は基本的には野外に巣を作り、人家へは窓などから侵入してきます。

※シロアリは基本的に4月〜6月初旬に羽アリを飛ばしますが、アメリカカンザイシロアリ(一年中発生する可能性があります)など例外もあります。

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。


ヒラタキクイムシ対策の施工写真【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、押入れ内の合板にヒラタキクイムシの被害が出ているお客様のところへお伺いしました。

 

被害は押入れ内の敷板全体に及び、無数に開いた穴から粉状の糞が排出されていました。

 

キクイムシの被害の様子
被害の様子。壁際にある多数の脱出孔から糞が排出されています。

 

穴への薬剤注入処理
一つ一つの脱出孔に薬剤を注入していきます。

 

今回のヒラタキクイムシ対策は、糞が排出されている穴への薬剤注入です。 今回は業務用のムース材ですが、ノズルを工夫しています。

 

しかし、粉が出ている部分(脱出孔)は成虫がすでに脱出した跡のため、あくまで同じ場所で被害を出さないための予防措置です。

 

ヒラタキクイムシの対策は被害状況を見ながら適切な処理方法を選択する必要があります。今回のように薬剤処理するだけとは限りません。

 

被害が大きい場合は部材交換をお勧めすることもあります。(もちろん費用の問題もありますので、お施主様と相談して処理方法の提案を致します。)

 

※ヒラタキクイムシの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

 

担当:橋本・七海

 

【関連記事】

・ヒラタキクイムシの大被害http://blog.woody.co.jp/article/13340638.html

 

新築家屋のカビが原因で良く発生するチャタテムシ【株式会社テオリアハウスクリニック】

チャタテムシ.jpg

新築家屋などで良く大発生し、お問い合わせを頂くことの多いムシに、「チャタテムシ」という昆虫があります。

実はチャタテムシという虫はどんな環境にも生息できるほど適応力がある虫で、もちろんどんな家屋にも生息しています。

しかし、大きさが1ミリ程度であり、普段は少数で生息しているので、普段目にすることはあまりありません。

この虫は色々な有機物を餌としますが、最も好むのはカビ類です。湿度も高めを好みます。

新築したばかりの家屋というのは、建築材料の石膏やコンクリートがまだ乾ききっていないことが多く、それが原因で眼に見えないようなカビが生えてしまうことがあります。そういった餌や環境がうまくあったときに、大発生が起こります。

特に、一人暮らしのアパートで昼間締め切っている場合などは要注意です。。


【対策方法】
一番実績があるのは、「徹底した乾燥と清潔」です。具体的には扇風機で強制換気や、乾燥機で強制乾燥をさせます。

根気よく続ければ、だんだんと減っていきます。それでも減らない場合は、雨漏れなど、他に原因がある可能性もあります。

薬剤処理にて一時的に個体数を減らすことも可能ですが、原因がなくならない限り、発生は続きます。

※チャタテムシの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。


担当:橋本

新築家屋におけるカドコブホソヒラタムシ発生及び駆除事例【株式会社テオリアハウスクリニック】

カドコブホソヒラタムシ.jpg
先日、カドコブホソヒラタムシ(Ahasverus advena.)の駆除にお伺いしました。

この虫は大きさ1.5〜2.5mmで、パッと見はコクヌストモドキに良く似ています。

コクヌストモドキと同じように貯穀害虫として扱われることが多いのですが、これまた同じように新築住宅にも発生することがあります。

コクヌストモドキの場合は、未成熟の個体が新築家屋に使われる材料の中にある誘引物質(正確には解明されていません)につられて集まってくると言われています。

しかしカドコブホソヒラタムシの場合は貯穀害虫の中でも食性が広く、まだ乾ききっていない新築家屋に発生するカビが原因(食べに集まってくる)ということがよくあります。

良く似たムシで、同じ様な場所に発生していても、原因が全く違うというのは興味深いものです。

カドコブホソヒラタムシが新築家屋に発生した場合の対策方法は乾燥と清掃を徹底することが第一です。
新築住宅の場合、基本的には時間の経過とともに減少することがほとんどです。


今回は、お客様の要望でULV処理(薬剤の空間噴霧)を行いましたが、薬剤処理は一時的に数を減らすだけであり、根本的な対策にはならないうえに費用もかかるのでおすすめしていません。

ですので、費用のかからない掃除機やスプレータイプの殺虫剤(消毒用のアルコールスプレーの方が安全です)などで数を減らしつつ、様子を見ていただく事をおすすめします。(殺虫剤を大量に散布しても、全く無意味ですので注意して下さい。)

 

ちなみに、これは別種ですが近縁の「フタトゲホソヒラタムシ」という種類です。原因と対策はほぼ変わりません。
フタトゲホソヒラタムシ.jpg

 

※ホソヒラタムシ類の対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

 

担当:橋本

チョウバエ対策について【株式会社テオリアハウスクリニック】

通常虫は冬の寒い時期にはあまり見られなくなるものですが、人家に住みつく家屋害虫は季節に関係なく発生することがあります。

 

この12月初めにも練馬区でチョウバエの駆除にお伺いしました。

 

チョウバエ画像

オオチョウバエ

 

チョウバエは風呂や台所などの水周りから発生するコバエで、逆ハート形の羽の形が特徴的です。

家屋内で発生するのは

オオチョウバエ (大きく3~5mm。ハート型の羽が特徴。最も良く見かける)

ホシチョウバエ(小型で1mm 程度)

がほとんどです。

 

幼虫は5ミリほどで細長く、黒い体色をしています。 イメージ的にはボウフラのようです。

 

水が停滞し、有機物がたまった環境を好むため、手の届かない(普段掃除のできない)浴槽下や排水溝のスカム(有機物の汚れ)に大量に発生する場合があります。


チョウバエそのものは非常に弱く、熱湯をかけるだけでも死にますが、発生源となっている排水溝周りを掃除して発生しやすい環境をなくすことが最も大切です。

 

ユニットバスなどは、高圧洗浄によるエプロン内のクリーニング等で高い効果が期待できます。(当社では高圧洗浄及びクリーニングは行っていません)

 

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ex:赤い部分がユニットバスにおけるチョウバエ繁殖スペース(発生源)

 

※但し、今回は高圧洗浄にて行き届かない部分があったため、部分的に圧力をかけた薬剤注入処理を行いました。

 

※チョウバエの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

 

 

文章・イラスト:七海

ハクビシンの糞害【株式会社テオリアハウスクリニック】

ハクビシンの足跡.JPG 

ハクビシンの足跡

 

ハクビシンの糞.JPG

雨樋にハクビシンの糞 

 

本日は、東京の町田市でハクビシンの被害調査にお伺いしました。

 

この物件はかなり長い間(10年ほど)放置されていたようで、かなりの糞が1階天井裏の隅に溜まっていました。

 

幸い現在は住み着いていないようなので 、侵入口の封鎖と糞の撤去をすれば解決すると思われます。

 

それにしてもハクビシンの糞害は困ったものです。いったん侵入すると、定着性が強いので、なかなか出て行ってくれません。

 

天井裏でバタバタと激しい音を感じたら、ハクビシンに侵入されている可能性があります。(状況によってはネズミでも激しい音がする可能性があります)

 

早期に追い出し、侵入口の封鎖をすることで、被害を最小限でとどめることができます。 

 

※ネズミ・ハクビシンの対策に関する調査は有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。

 

担当:安藤

文章:橋本

10月はサクラアリの羽アリシーズンで、活性が高い時期です。【株式会社テオリアハウスクリニック】 】

本日は、アパートのサクラアリの駆除にお伺いしました。

 

10月〜11月はサクラアリの羽アリシーズンなので、本種が最も活動的になる

時期でもあります。

 

このアパートでは、1階、2階ともに発生し、おそらく床下及び壁内への営巣が考えられました。

 

基本的にはサクラアリは屋外種なのですが、近年は屋内営巣の報告が多くなってきています。 

 

もちろん、羽アリも同時に大量発生していました。

 

サクラアリの羽アリは、屋内からの発生だと相当数発生するので、住んでいる人に非常に不快感を与えるのが難点です。

 

ただ、当社にご依頼いただいた場合、費用は3万円〜となりますので、まずはご自身で毒餌剤による対策をお試しいただくことをおすすめします。

 

サクラアリの毒餌剤による駆除方法についての関連記事はこちらです。

http://blog.woody.co.jp/article/13821152.html

 

サクラアリは羽アリ、働きアリともに人体に害はなく、放っておいても普通は10日前後で収まります。

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

 

担当:橋本

 

【関連記事】

・シロアリとアリの羽アリを見分けるには?http://blog.woody.co.jp/article/13400641.html   

・トビイロケアリの家屋内への営巣http://blog.woody.co.jp/article/13490057.html  

・8月下旬〜9月はキイロシリアゲアリの羽アリシーズンです。http://blog.woody.co.jp/article/13534571.html

床下にスズメバチ!?…正体はおとなしい「ヒメスズメバチ」でした。【株式会社テオリアハウスクリニック】

ヒメスズメバチ.jpg

本日、「大きなハチが床下の通気口から出入りしているので駆除して欲しい。」 とのご依頼で、お伺いした現場ですが、予想通りヒメスズメバチに遭遇しました。

 

「スズメバチ」と聞くと、「非常に獰猛で、巣に近づいただけで襲ってくる。」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。

 

確かに、住宅地によく多いキイロスズメバチコガタスズメバチ、山地に多い世界最大のオオスズメバチなどは、その傾向が強く、人間の生活空間とかぶる場所に営巣された場合は、出来る限り駆除することが望ましい種です。

 

しかし、ヒメスズメバチという種類は変わっていて、見た目はオオスズメバチの次に大きい種類なのでインパクトのある外観ですが、

@巣に直接触れたりでもしない限り、まず襲ってくることはない。

A餌はもっぱらアシナガバチの巣(幼虫や蛹)。

B住宅に営巣する場合は床下に作ることが多い。

C他のスズメバチが一つの巣で最大数千匹になるのに対し、ヒメスズメバチは30〜50匹程度にしかならない。 

 

という非常に変わったスズメバチなのです。スズメバチだからと、すべてが危険な種類というわけではないのです。もちろん刺されれば痛いですが。

 

★注意★ 

床下に巣をつくるスズメバチが全部ヒメスズメバチというわけではありません。スズメバチの同定、駆除は専門家でないと難しい場合がありますので、安易な素人判断はやめましょう。

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

担当:広瀬・橋本 

 

【関連記事】

・コガタスズメバチ駆除事例 http://blog.woody.co.jp/article/13330810.html

キイロシリアゲアリの羽アリシーズンは8月下旬〜9月です。【株式会社テオリアハウスクリニック】

8月の後半から9月にかけて、羽アリを飛ばす小さくて黄色っぽいアリがいます。

 

「キイロシリアゲアリ」という種類です。

 

死んでいてあまりいい写真ではないのですが・・・これがそうです。(目盛りは1ミリ)

キイロシリアゲアリ♀.jpg

上がメス(女王になるもの)で、下がオスです。

キイロシリアゲアリ♂.jpg

 

同じ種類か!?という位大きさも形も違います。 

 

働きアリはもうちょっと濃い色をしていて、 これまた同じ種類に見えないくらい違います。

 

6~7月のお問い合わせはほとんどがトビイロケアリの羽アリでしたが、8月下旬〜9月はほとんどがこのキイロシリアゲアリ、もしくはそれに近い種類です。

 

ただ、トビイロケアリと違って家屋内に巣をつくることは滅多にありません。しかし、体が小さいために網戸やサッシの隙間を通ってきてしまうのです。

 

完全に家屋内への侵入を防ぐことはできません(締め切っていてもアリの通る隙間はあります)が、夜間に明りを露出させないような工夫をすることで、ある程度の対策はできます。

 

キイロシリアゲアリの羽アリは人体には無害、建物にも無害ですので、働きアリ(たまに乳幼児が刺されることがあります)が室内に発生しない限りはそこまで心配する必要はありません。(室内に侵入することは稀です。)

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

 

担当:橋本 

 

【関連記事】

・シロアリとアリの羽アリを見分けるには?http://blog.woody.co.jp/article/13400641.html   

・トビイロケアリの家屋内への営巣http://blog.woody.co.jp/article/13490057.html  

・アパートでのイエヒメアリの被害http://blog.woody.co.jp/article/13359247.html

ヒメアリとイエヒメアリの駆除工事を行ってきました。(動画付き)【株式会社テオリアハウスクリニック】

昨日はイエヒメアリ、今日はヒメアリの駆除工事を行ってきました。

ヒメアリ.jpg

 

ちなみに上はお客様から頂いたヒメアリの写真で、下が最近撮影したイエヒメアリの動画です。

 

どちらも、「ヒメアリ」と名前がつくので、見た目、形、大きさもよく似ています。(写真は倍率が違います)

 

ただ、生態は全く異なるので、駆除の際はまず同定が必要です。

 

イエヒメアリはヒメアリより駆除が難しいと言われますが、ヒメアリでも難しい駆除はありますし、イエヒメアリでも比較的簡単に出来てしまうこともあります。

 

もちろん種類の違いだけではなく、周辺環境、発生源、季節などを顧慮し、薬剤の種類を選んで使う必要があります。

 

今回は、イエヒメアリは薬剤の残留処理(壁穿孔)、ヒメアリはベイト(毒餌)処理のみで施工を行いました。

あくまで今回の施工の場合ですので、イエヒメアリをベイトのみでやったり、薬剤散布と併用したりといろいろな組み合わせがあります。

 

イエヒメアリとヒメアリの見分けは専門家でないと難しく、駆除も困難ですので、このようなアリを駆除するためには専門家に依頼するのが無難です。

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

 

担当:橋本

 

【関連記事】

・シロアリとアリの羽アリを見分けるには?http://blog.woody.co.jp/article/13400641.html   

・まだ2月なのにクロアリが発生http://blog.woody.co.jp/article/13396991.html  

・アパートでのイエヒメアリの被害http://blog.woody.co.jp/article/13359247.html

クロアリ(トビイロケアリ)の家屋内への営巣写真【株式会社テオリアハウスクリニック】

先月から今月にかけて、クロアリ(トビイロケアリ)の問い合わせが異常に多いです。

 

6〜7月はトビイロケアリの羽アリシーズンですので覚悟はしていましたが、予想以上の発生が今年はあるようです。

 

先日も都内のマンションの一室に発生したとのことで、お伺いしてきました。ちなみにRC造です。

 

【状況】

出窓のサッシ付近、及び反対側の玄関よりトビイロケアリの有翅虫と職蟻が大量に発生している状況で、入居者の方はかなりお困りになっておられました。

外周を点検したところ外壁に蟻道になりかけの蟻の行列を見かけたので屋外からの侵入か?と思われました。

なので、まずは外周のその部分に薬剤処理をし、室内にはベイト処理を施し、様子を見てもらうことになりました。

 

数日後、まだ羽アリが止まらない(羽アリ自体は直接薬剤で殺さない限りはいなくなるまで出続けます)とのご連絡で向かいました。

外からの侵入ルートと思われていた部分は止まっていたのですが、出窓付近からは変わらずに発生が続いていました。

 

この時点でやっと、出窓付近に営巣されているという確信が持てました。

 

その旨を説明し、クロス及びボード、場合によっては他の部材も外さないと、巣の正確な場所はできないことを説明しました。

 

後日了解を得られたため壁を剥がすことになり、その時に再度立会うことになりました。

 

ボードの裏には形跡はありませんでしたが出窓のサッシのところの部材をずらすと、ものすごいことになっていました。

 

トビイロケアリの巣窟.jpg

出窓のサッシの下のトビイロケアリの巣窟(画像クリックで拡大)

 

 

 

緑っぽく見えるのが断熱材ですが、完全にそこに巣くっていたようです。

あと、意外なのが土を殆ど運んでいなかったことです。

 

最初の一匹がどこから侵入したのかが、気になるところです。。

 

その後、薬剤処理をし(前回とは違う成分)2日後に見に行くと、反対側の玄関からの屋内侵入も止まっていたようで、巣の消滅がほぼ確定しました。

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

 

担当:橋本

 

【関連記事】

・トビイロケアリの蟻道と家屋内への侵入http://blog.woody.co.jp/article/13477917.html 

・まだ2月なのにクロアリが発生http://blog.woody.co.jp/article/13396991.html  

・アパートでのイエヒメアリの被害http://blog.woody.co.jp/article/13359247.html

クロアリ(トビイロケアリ)の蟻道と家屋内への侵入【株式会社テオリアハウスクリニック】

本日

「クロアリと思われる羽アリが何年も続けて発生しているので駆除してほしい。」

との依頼を受け、点検・施工に伺いました。

 

羽アリの正体は「トビイロケアリ」でした。

室内には20匹位の有翅虫(羽アリ)の♀が多くみられましたが、羽アリが出てきたと思われる窓際の穴からは、職蟻(働きアリ)が顔を覗かせていました。

トビイロケアリ有翅.虫(♀).jpg

トビイロケアリ有翅虫♀(画像クリックで拡大)

 

この種類は、腐朽した木材に穿孔、営巣をすることがあります。

 

おそらくこのお宅は結露により壁の中に湿度が溜まり、トビイロケアリを呼び込みやすい環境になっていたのでしょう。

外回りを点検すると立派な蟻道が見られました。

トビイロケアリ蟻道.jpg

シロアリの様なトビイロケアリの蟻道(画像クリックで拡大)

室内に発生している範囲は広く、はば4メートル、高さ3メートルくらいの範囲でした。壁内への営巣も考えられます。

 

直接壁内や外周に薬剤を散布する方法もありますが、職蟻(働きアリ)が建物内外で多数見られたために 『ベイト剤』による駆除の方が安全で有効と思われました。

ベイト剤は比較的遅効性の薬剤をアリの好むように調合した餌に混ぜたものです。職蟻が食べたり、巣に持って帰って初めて効果を発揮します。)

 

 

【注意】この「ベイト剤」は、どんなものでもクロアリが食べて、巣に持って帰りさえすれば効きます(巣が全滅します)が、職蟻がいない場合は食べたり持って帰るものがいないので全く効きません。 (羽アリは餌を食べないので、羽アリだけのところにベイト剤を置いても意味がありません。)

 

 

実際、ベイト剤そのものは市販でも手に入ります。ホームセンターなどで売っている有名な「アリの巣コロリ」もベイト剤の一つです。

 

 

我々は基本的に、お客様からクロアリの問い合わせがあるとこれらの市販のものをお勧めしています。ちゃんと食べてさえくれれば効くのと、これが一つ千円以下で売っていますので、専門業者が行うのに比べて圧倒的に費用が安いからです。

 

 

しかし、アリの種類や状況によっては市販の薬剤で対処が難しい場合があり、その場合は我々専門家を呼んでもらうようにしています。

 駆除業者が使う薬剤は業務用に作られているのでよく効きますが、種類が多く、状況やアリの種類に応じて使い分けが必要になります。

 

 

今回は外周、室内ともにベイト処理を施し、しばらく様子を見ていただくことにしました。効果が出るのは2~3日から1週間程度です。


※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。



【関連記事】

・シロアリとアリの羽アリを見分けるには?http://blog.woody.co.jp/article/13400641.html   

・まだ2月なのにクロアリが発生http://blog.woody.co.jp/article/13396991.html  

・アパートでのイエヒメアリの被害http://blog.woody.co.jp/article/13359247.html

 

 

 

 

まだ2月なのにクロアリが発生【神奈川でのルリアリ発生】

昨日神奈川県のお客様から「同定と対策方法を教えてほしい」と当社にサンプルが送られてきました。

 

この昆虫を当社で同定したところ、正体はルリアリというクロアリの一種でした。

 

発生していたのは一匹だけで、再発生しなければ問題ないので(外部侵入の可能性が高い)何もせずにしばらく様子を見てもらうことにしました。

 

ただ、室内で発生していたとしても、シロアリと違ってクロアリの仲間は一般の方でも対処できることが多いです。

 

当社ではアリに関するお問い合わせをいただいた場合、まずはホームセンターなどに売っている「アリの巣コロリ」等で対処していただくことをおすすめしています。

 

これで駆除出来れば、専門業者に頼むより費用対効果が高いからです。

 

それでもいなくならない場合は現地調査に伺い、状況や種類、お客様の要望を踏まえ、最適な施工を提案します。

 

 

【ルリアリについて】 

 

ルリアリは2ミリほどの小型のクロアリで、基本的にはこの時期に活動するような昆虫ではないのですが、冬でも暖かい日だったり、室内などで温度が高い場合は活動することがあるようです。

 

ルリアリはほかのクロアリと同じように、建物に直接被害を及ぼしたりすることはありませんが、室内から発生した場合には食品への被害などが問題になります。 (ルリアリは肉食性が強いアリです)

 

また、発生したアリがルリアリだった場合に注意しなければならないことは、シロアリの食害を受けた木部の中に営巣することもあるということです。

 

なので、建物内にルリアリが発生していたら、シロアリの被害を受けている(または受けていた)という可能性もあります。

 

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

アパートでのイエヒメアリの被害

【経緯】 

夏の終わりごろ、クロアリの駆除をしてほしいというご依頼が当社に届きました。

そのアパートでは以前からクロアリの被害に遭っており、お客様がアリに噛まれてお医者さんに行ったこともある、ということでした。

 

【被害の状況】

現場に行ってみると、勝手口や流しの下に保存してあったインスタントラーメンなどが

食害されており、その被害状況やアリの現物を見たアドバイザー(当社の調査員)は、

イエヒメアリと同定しました。

 

【その後の対処】

アパートのオーナー様にイエヒメアリの駆除の難しさを説明し、もし

駆除をする場合は多くの時間と費用がかかってしまう可能性があるということをお話しすると、

市販のベイト剤(餌を食べさせるタイプの殺虫剤)で気長に付き合っていくという形で

ご納得を頂き、当社では施工を行いませんでした。

 

現場で採取したイエヒメアリをスコープを使って観察

 

クロアリの被害の場合、隣に大きな公園があったり神社があるなど、

建物周囲の環境や屋内の環境が起因する場合も多いです。 

当社の調査員は被害箇所だけではなく、そういった周囲の状況を見ながら適切な

アドバイスをいたします。社内で調査員のことをアドバイザーと読んでいるのはそのためです。

 

 

 

・・・「イエヒメアリ」とは

 

イエヒメアリ写真

・成虫の体長は 2-2.5 mm の、黄色から赤褐色の小さなアリ。

 

・名前の通り人家の環境に適応したアリで、家の中のあちこちに巣を作ります。特に壁の中や、電化製品の中など狭いところに好んで巣を作り、しばしば大量発生して住人を悩ませます。

 

・イエヒメアリはアフリカ原産で、日本の気候ではほとんど屋外には生息できず、家屋で営巣します。侵入は引っ越しなど、人の移動に伴うことがほとんどです。

根絶させるためにはベイト剤が有効ですが、食性が特殊なので市販のベイト剤ではなかなか効果がでない場合があります。動物性タンパク質入りのものを使用しましょう。

但し、イエヒメアリは小さいので、顆粒状の餌だと大きすぎて運ぶことができません。顆粒状の場合は 粉末状にすりつぶしてから使用することをお薦めします。

しかし大型の建物などに発生してしまうと専門家でも駆除が難しい場合があります。屋内に小型の茶色っぽいクロアリが発生していたら、種類を調べて、イエヒメアリであればすぐに対策したほうがよいでしょう。同定できなければ専門業者に調査を依頼するのが賢明です。

 

※クロアリ類駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。


ヒラタキクイムシの大被害【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、壁のクロスに穴があき木屑と小さく(5ミリ以下)黒っぽくて細長い昆虫が発生していると問い合わせがありました。

 

話をきいて、すぐヒラタキクイムシの被害ではないかと思われ、担当工務店の方と調査に向かいました。

 

現場に着くと、クロスに穴がいくつも開いていて、そこから木屑とヒラタキクイムシ本体が床に落ちていました。

 

そこで対応を考えました。

 

この昆虫は当社が常に戦っているシロアリたちと比べ、繁殖力が弱いので被害の規模が小さく、何年も同じ場所から発生し続ける例は少ないです。

しかし、今回は一度ヒラタキクイムシの駆除を行っていた建物で、同じ場所からの被害再発でした。

 

工務店さんには、中は見ないで前回と同じように薬剤を注入して欲しいと言われましたが、その対応はできませんでした。

 

害虫駆除の専門家として妥協はできなかったのです

この被害は壁の奥深くまで進行していて、壁をはがして元を断たねば被害が止まることはない、と思ったからです。

 

そのことを言った段階では、工務店の方も半信半疑でした。

 

結局、半信半疑な工務店の方に石膏ボード(クロスの下地)まで剥いでもらい、壁の中の断熱材を支える合板(ラワン材のベニヤ板)を見ることにしました。

 

石膏ボードにもかなりの穴が見られましたが 合板の表面はこのような状態でした。

ヒラタキクイムシ被害写真1

表面にたくさん穴が開いているのがわかります。 これは一部ですが合板一枚全体がこのような状態でした。 

 

 

おそるおそる、表面をはがして裏を見てみました。

ヒラタキクイムシ被害写真2 

・・・この黄色いこびりついているものは、全部ヒラタキクイムシの糞!です。

 

ヒラタキクイムシにしては珍しい、かなりの被害でした。

 

幸いにもこの合板のみの被害でしたが、放っておいたら他の合板や家具類に及んでいた可能性もあります。(広葉樹の材を加害します)

 

結局、駆除というよりは合板と断熱材を交換し元を断つことにしました。

 

いくら繁殖力がシロアリより弱いとはいえ、飛翔能力があり、完全防除が難しい昆虫ですので油断は禁物です。

 

 

 

・・・「ヒラタキクイムシ」とは

ヒラタキクイムシ.jpg

 

・卵一幼虫一蛹一成虫の順で完全変態し,普通は 1 年1世代。


・成虫:

毎年 4月〜8月 の時期に成虫は被害を与えていた材から飛出し,0. 2mm 径位の木材の導管に産卵します。

成虫の体長は 4〜8 mm の細長く扁平な褐色の甲虫です。

自然環境では 5 〜 6月が最も成虫の発生頻度が高いが,冬期暖房のある室内では幼虫の生育も早く,2〜3月から出現し始めることもあります。成虫は夜行性です。

 

・幼虫:

実は木材を食べるのは成虫ではなく幼虫です。幼虫時代はずっと木材の中にいて出てきませんが成虫になるときに表面に穴をあけて出てきます。

 

このときにこの種特有のきな粉のような木屑を出します。

 

被害を最小限に食い止めるためには、まずこの木屑を見逃さないことが大切です。

 

 

※ヒラタキクイムシの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。



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スズメバチ駆除事例(コガタスズメバチ)

【経緯】

10月初旬、工務店さまからの依頼で、リフォームをすることになり、足場を組んだのはよいが、スズメバチが威嚇して向かってくるので仕事にならず作業が中断してしまっているので駆除してもらいたいと当社に連絡が来ました。

 

【現場の状況】 

当初、話ではバルコニーあたりからスズメバチが飛んでくるとのことでしたが、行ってみると2階ベランダの隅に巣を発見。近づいて確認をしたところ、コガタスズメバチという種類の巣であることがわかりました。

巣のあった場所a.jpg

(コガタスズメバチは、軒下やベランダに巣を作ることはあまりなく、大半が庭木の中に営巣します。春先(5月頃)より冬眠から覚めた女王バチが一匹で巣作りを始めるので、予防としては春先の活動開始時期に庭木の中に巣がないかを週一回位確認をし、あまり生い茂るようなことがないよう剪定を行うと効果があります。春先であれば巣には1匹しかいないので、噴射力のあるスプレー式の殺虫剤があれば一般の方でも駆除可能です。)

 

今回、巣の大きさは、バレーボールより少し小さいくらいで、この時期のコガタスズメバチの巣としては小型でした。

 リフォーム中で住人の方がいらっしゃらなかったので、足場を上ってベランダに乗り移り、薬剤処理をしました。

 

【駆除方法】

ハチ駆除専用の防護服(ぼうごふく)を着用し、巣穴めがけてハチ駆除専用の薬剤を噴射(または注入)しました。

10〜20秒噴射したら(巣の大きさによって変わります)、音がしなくなるまで待って、巣を切り落とします。

巣の駆除はこれで完了なのですが、問題は戻り蜂(働きに出ていて戻ってくる蜂のこと)です。多いときで100匹以上戻ってくるのでこれを網で捕獲し、可能な限り0匹に減らすことが重要です。

 

 

これが駆除後のコガタスズメバチの巣の中身です。

コガタスズメバチの巣の中身a.jpg

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。

 

 

担当:田中勇史(アドバイザーチーム)  

 

アパートの管理会社様からのご相談

年の瀬も押し詰まった12月のことです。
新築して間もないアパートで、入居者から「虫が出る」とクレームが管理会社に入りました。


担当者がお伺いしたところ,フローリングと壁の隙間あたりから5ミリくらいの“ウジムシ”状の虫が何匹も出ていました。
掃除しても毎日10匹以上出続けているそうです。正体も原因もわからないので出入りの害虫駆除業者にみてもらいました。ところが専門家がみてもわからず、「こんな寒い時期に出てくるような虫は見たことも無い」とお手上げです。

入居者としても原因もわからずでは納得できません。担当の方も困ってしまい、いろいろとつてをたどって当社に連絡されてきました。私も電話でお聞きしただけではわかりませんでした。確かにこの時期に“ウジムシ”状の虫が大量に出てくることはあまり聞きません。結局現場で採取した虫を送ってもらうことにしました。

年明けに届きましたが、開けてみたら正体は


ノシメマダラメイガ


というガの仲間の幼虫でした。
普通は寒くなると休眠してしまうのですが、最近は建物の性能が良くなり、冬でも場合によっては一日中暖かいので活動しているのでしょうね。

この幼虫は穀物の粉などを好みます。米ぬか、小麦粉の他豆類、ココア、菓子類等かなり雑食性です。建物や人体に害はありません。入居者に報告したところ、やはりキッチンに置いてあった玄米の袋から発生していたようです。
1匹の雌が200〜300個もの卵を産みますので、皆さんもこれらの食品の収納には密閉容器を使うなどして、露出させないようにしてください。


※ノシメマダラメイガの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。

詳しくはお問い合わせくださいませ。

”ムシ”の写真はこちら

これからの時期は要注意!!スズメバチ・アシナガバチ【HC通信16号】

●今月のポイント--------------------------------------------------●○●

★8月から10月くらいにかけて多発するスズメバチの被害と、住宅地で遭遇
しやすい種類とは。

★スズメバチはどうやって駆除する?

★ハチに巣を作られないようにするには?

★普段からハチを寄せ付けないような対策方法をご紹介

★アシナガバチは自分で駆除できる?


●--------------------------------------------------------------------●

★8月から10月くらいにかけて多発するスズメバチの被害と、住宅地で遭遇
しやすい種類とは。

夏真っ盛りなこの時期は、危険な昆虫の代表「スズメバチ」の被害が多い時期
でもあります。

山道を歩いていたり、植栽の手入れをしていたり、全く知らずに刺されたりと
状況は様々です。

この時期被害が多発する原因は、ハチの数が一気に増える時期であるというこ
とと、それに伴いハチ自体が活発になり攻撃性を増すためです。

ただ刺されるだけなら良いのですが、刺されると激しく痛み、ハチアレルギー
の人などは全身が腫れ上がり、呼吸困難になることもあり、侮れない虫です。

近年都市部や住宅地に増えているという話を聞きますが、もともとは雑木林の
中などに巣を作ってひっそり暮らしています。人間の無秩序な都市開発で住処
を奪われたのが原因とも言われています。

そんなスズメバチ(他のハチも)ですが、最初は女王蜂が立った一匹で、春か
ら新しく巣を作り始めます。巣の寿命は秋までで、それまでに来年新しく巣を
作る新女王を巣立たせるまでが1年のサイクルです。
主に住宅地に発生するスズメバチは、よくテレビで放映される世界最大のオオ
スズメバチではなく、「キイロスズメバチ」もしくは「コガタスズメバチ」と
いった種類です。

弊社の田中がコガタスズメバチを駆除した時の動画がありますので載
せておきます。(これはまだ初期の巣ですので数は少ないです。)
http://blog.woody.co.jp/article/13330810.html

この2種類は、軒先や植え込みの立ち木、屋根裏や床下など、安全で外に出る
と見晴らしのいい場所に好んで巣を作ります。スズメバチで依頼があるのはほ
とんどこの2種類です。

これらはスズメバチで言うと小型で2〜3センチくらいなのですが、攻撃性は
強く特にこの時期は、半径5メートル以内に近づいただけで刺されることもあ
ります。

巣は基本的に、茶色いバレーボールのような形をしていますが、それは外皮と
言われる皮で、内側に何層もの巣があります。



★スズメバチはどうやって駆除する?

スズメバチ駆除は、基本的にハチ駆除専用の防護服を着用、業務用の薬剤(市
販のものより即効性や噴射力が強い)を使用して専門業者が行います。(自治
体が行っている地域もあります。)

@巣を刺激しないように近距離まで近づき、巣の入口に向け、勢い良く薬剤を
噴射します。(30秒くらい)

A巣の中が静かになってきたら、巣を撤去します。

B最後に、戻ってくる働き蜂を捕まえ、新たに同じ場所に巣をつくられないよ
うにします。こちらの作業も重要で、時間がかかります。夏場だと百匹以上捕
ることも多くあります。。


例外として、巣作りは始めたばかりの春先に、女王蜂一匹の段階であれば一般
の方でも駆除できますが、巣自体が中身が見えない構造になっていることが多
いので、冒険せずに、スズメバチの場合は専門業者に依頼することをお勧めし
ます。



★ハチに巣を作られないようにするには?

とはいえ、巣を出来るだけ作らせないようにするのが一番安全ですし、わざわ
ざ駆除する必要もなくなります。簡単な予防方法を紹介します。

@軒先・・・特別有効な対策はありませんが、初期に発見できるため見つけ次
第駆除を行いましょう。

A植栽・・・うっそうとした空間を作らないよう、毎年、春先にはきれいに枝
切りをします。(主にアシナガバチやコガタスズメバチ対策になります。)

B屋根裏や床下・・・通気口や隙間はきれいにステンレスメッシュ(金網)な
どで塞ぎます。(キイロスズメバチやモンスズメバチ対策になります)

C戸袋・・・隙間に作られる場合があるため、毎日開け閉めしてハチが来ても
居心地の悪い空間にします。(主にアシナガバチ対策になります)

D外周・・・物やゴミをなるべく置かずに、風通しの良い環境にしてください。
(主にアシナガバチ対策になります)

このような作業をするだけで、巣を新規につくられる可能性を下げられます。



★普段から、飛んでいる(襲ってくる)ハチを寄せ付けないような対策方法を
ご紹介

@外出する際(特にアウトドアの時)香水や臭いの強い化粧品、シャンプーな
どは使わないようにする。これらのものには、ハチを興奮させる成分が入って
いる事がありますのでご注意ください。

A黒い服はなるべく避ける(ハチは黒い色にはかなり敏感です。)

B餌となるような清涼飲料の缶の放置は避ける。

後は、当たり前ですが、巣を見つけた場合は、絶対に近寄らないでください。



★アシナガバチは自分で駆除できる?

スズメバチの親戚で、さらに小型(と言っても大きいものは2センチを超えます)
のハチに、アシナガバチがいます。

お椀をひっくり返したり、横にしたような感じのいわゆる「蜂の巣」状の巣を
作るハチです。

この種類も、人襲うハチとして有名で、弊社への依頼の数としてはスズメバチ
より多いです。

ただ、このハチは、攻撃性はスズメバチほどでもなく、巣の大きさ、ハチの数
も少ないので一般の方でも駆除が可能な方法があります。

それは、「夜」です。

夜になると、アシナガバチは眠りについてしまい、動きが止まります。この時
間帯を見計らって、市販の噴射力の強い「ハチ用」スプレーを2〜30秒位吹
きかけます(全部使い切る勢いでOKです)。22時以降が良いでしょう。

しかも、夜であればハチが全部戻ってきているので、戻ってくるハチに心配す
ることはありません。(スズメバチには夜行性の種類もいますので、夜でも危
険です)

死骸は、その場で回収せずに、翌日回収してください。死んだように見えても、
針だけ動いている場合があります。

しかし、いくらアシナガバチであっても、この方法での駆除を100パーセン
ト保証することはできませんので、ご不安な方は、専門家に依頼するのが無難
です。

 

※ハチ駆除の金額につきましてはお問い合わせくださいませ。