現在東北で行っている消毒ボランティアについて紹介します【株式会社テオリアハウスクリニック】

今回は、当社が現在行っている東北(主に気仙沼市)での企業ボランティア活動について、紹介します。
当社は現在、宮城県気仙沼市を中心に、津波被害を受けた住宅などの消毒作業を行っています。


この活動は、当社が企業ボランティアとして、公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)
そして地元ボランティアセンターの方々と共に、協力をしながら進めています。
消毒作業中の当社社員
【現在までの活動実績】
5月10日〜7月15日までで、85件の消毒作業を行いました。
・ 5月 : 気仙沼市27件
・ 6月 : 気仙沼市46件
・ 7月 : 気仙沼市11件  東松島市1件 (※ 7月15日現在まで)
現場に到着!
それでは、消毒作業の流れについて、簡単に紹介させていただきます
・まず消毒作業を行うにあたり、事前に依頼先物件の泥出し高圧洗浄といった、
洗浄作業が既に完了していることが条件となります。
この泥出しや高圧洗浄といった作業は、主に一般ボランティアの方々が行っていますが、
この作業が行われていないと消毒作業の効果を充分に得ることが出来ません。
また、この洗浄作業には建物の壁・床板剥がしが必要となります。
消毒依頼は洗浄作業が完了した物件からのご依頼によって行います。
消毒は、床下や構造部材・壁などの浸水被害箇所に行います。
消毒薬剤の吹きつけ
使用する薬剤成分は、「塩化ベンザルコニウム」というものです。
(これは、歯磨き粉にも使われている成分で、人体への影響を考慮したものを使用しています。)
この薬剤を、漏れの無い様に散布していきます。
消毒直後の様子
作業に要する時間は、建物の大きさ・被害状況で異なりますが、1時間〜半日程度です。
【何故、泥出し・洗浄だけでなく消毒作業が必要か】


津波によって海水や汚泥、生物の死がい、海産物等が室内に流れこむと、細菌類が繁殖し、
感染症食中毒や、腐敗臭による悪臭が発生してしまいます。
消毒作業は、これらの健康被害から住人を守るために行います。
そして、現地での活動は消毒作業だけではありません。
消毒の案内用チラシの掲示・配布や、ラジオ局・地元新聞等への広報活動、
NICCO・各地ボランティアセンターなど関係者との打ち合わせ、
被害状況の確認・調査なども行っています。
消毒紹介のチラシを掲載
当社で作成したチラシ
消毒案内用チラシ
当社は今後も長期的に、通常業務と並行して、
被災者を感染症や悪臭から守るためのボランティア活動を継続していきます。
 
 

記事担当:日暮

 

弊社代表が見た気仙沼の現状【株式会社テオリアハウスクリニック】

社長の南山です。
遅ればせばがら私も6月に気仙沼に行って来ました。

殺菌消毒のボランティア活動をもっとシステマティックに
拡げていくための実態調査が目的です。
今回は被災地に入っての全体的な感想をまとめました。


一番に感じたことは、写真や映像と現地は違うということです。
東京に戻ってきてから自分の撮った写真をPCの画面で見て
『ぜんぜん違う!』と感じました。


初日新幹線の一ノ関駅を降りて、まずは拍子抜けしました。
震災の跡は何も見られません。
半壊した住宅、陥没した道路、休業中の商店、
そういった震災のイメージを持っていましたが、
全く普段どおりでした。
ちなみに一ノ関は海から50キロ内陸に入ったところです。

翌朝車で気仙沼に向かう道中も全く異常なく、
普通の田舎道で、千葉を走っているような感じでした。
市内に入っても不思議なくらい異常なし。
そして港に近づき角を曲がった瞬間、
目の前に被災した市街地が現れました。

山のように積まれた瓦礫のボリューム感、
無事な街並みから道路一本入った瞬間に変わる姿。
見渡すかぎりに拡がる鉄くずの山。
そこに立って自分の目で見ている最中は、
ただ圧倒されて何の感想も湧いてきませんでした。

カーナビが
『300メートル先左折です。ファミリーマートが目印です』
と言ってくれて初めてここが市街地だった事に気が付きました。

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宮城県企業ボランティア報告(第3陣)6日目〜8日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

お疲れ様です。
  
6月9日(木)は1件の消毒作業と昨日に引き続き、
床板、壁、天井剥がしを行いました。

消毒作業は富士消毒の重岡専務にお願いして、
私は昨日に引き続き松田さんの現場に入りました。
  
この日は一般ボランティアの方6名と共に作業を行いましたが
経験者の方が1名いらして、作業もだいぶ進みました。
  
翌日も同じメンバーで出来るよう、
ボランティアセンターの担当者にお願いしました。
  
話は変わりますがこの頃、岩手県大船渡市に
日本ペストコントロール協会平尾副会長と
神奈川県ペストコントロール協会山口会長 が
現地入りをされたそうです。
  
私は直接お会い出来なかったのですが、
富士消毒の重岡専務がお会いして色々とお話をされたそうです。
  
その中で、日本ペストコントロール協会も協会員に協力を呼びかけるとの事でした。
とても心強いですね!
専門業界が動いてくれたら、これ程頼もしい事はありません!
両氏とも少し遅くなってしまったが出来る限りの事はすると仰っていたそうです。
  
私も現地での作業はあと二日、今回は土曜日入りで日曜日から
動いていますので休みがありません。
少し疲れてきましたが、現地を離れたくない気持ちもありました。

しかし、翌日も朝、ボランティアセンターに行って見ないと、
消毒作業が何件あるか分からない状況でした。
一層の事、当社で全て受けてしまいたい程でした。
6月10日(金)は3件の消毒作業と昨日に引き続き、
床板、壁、天井剥がしを行いました。

この日は午前中に2件、午後1件、消毒作業を
行った後、大工、松田さんの現場に合流しました。
ボランティアの方8名と共に作業をしましたが、
思ったより手間が掛かり、ギリギリ明日で終わるか・・・?といった状況でした。
松田さんも明日、終わらなければ
車中泊でも良いから終わらせると言ってくれました。
嬉しいです!
ここに来た人は皆、頼りに出来る人達です。
また、この日から当社グループ会社のランバーテック、
丸山専務が現地入りをしました。
我々がすべき事は何か?
住人のニーズを聞いて動く事が一番理想な事です。
私は翌日、丸山専務に引継ぎをして、今回の
作業は最後になりますが、正直、もっと関わりたい気持ちでいっぱいでした。
6月11日(土)は2件の消毒作業と昨日に引き続き、
床板、壁、天井剥がしを行いました。

この日は丸山専務が1日同行しました。
午前中2件の消毒作業を行い午後から色々見て回りました。
初めて岩手県大船渡市や陸前高田市の
ボランティアセンターに行き、丸山専務と
消毒のニーズを探りました。
陸前高田のボランティアセンター
陸前高田市のボランティアセンターは消毒作業についてはご存じなく、
ニーズも上げていませんでした。
丸山専務が話をして、「ニーズがあれば動きます」との話を交わしました。
少しづつですが前進しています。
大工の松田さんも、とりあえずこの日で最後だったのですが、
明日は個人的に行き、出来るだけやってくるとの事でした。
住人の方は今日で最後だと思っていたらしく、
気持ちです、と
地元の日本酒をくれました。
本当に嬉しいです。
皆が一致団結をしたら、これ程強い事はありません
私の活動は一旦、終わりました。
丸2週間休みを取っていませんでしたが、
まだ現地で活動したい気持ちでした。
疲れていますが正直、まだ居たいです。
今度は少し空けますが、また必ず現地に来ます。
このブログを見てくれた方、
ありがとうございました。

宮城県企業ボランティア報告(第3陣)4日目〜5日目【株式会社テオリアハウスクリニック 】

お疲れ様です。

企業ボランティアの報告をします。 6月7日(火)は2件の消毒作業を行いました。
本当は4件あったのですが色々トラブルがあり、2件になってしまいました。
この日は、当社が日頃お世話になっている大工の松田さんに現地入りをしてもらいました。
現地で消毒のニーズが上がらない原因の一つが、大工さんの確保が出来ない・・・
その為、床板剥がし・壁剥がしが出来ないので高圧洗浄が出来ない・・・
消毒作業ができない・・・
改善する為に松田さんに現地に入ってもらい見てもらいます。
さっそく翌日から一般ボランティアの方々数名と1現場作業をしてもらう事になりました。
日曜日の夕方まで居てくれるとの事なので心強いです。
翌日は、富士消毒の重岡専務と1日行動することとなりました。
現地には木曜日まで居て、金曜日に帰られるとの事なので、
木曜日、出来れば金曜日の午前中までの消毒作業をお願いしようかと思います。
元々、殺虫作業で来ている方なのですが、殺虫のニーズがなければ消毒作業をお願いして、
私は松田さんの現場を見て、他にも色々回りたいと思いました。
松田さん
6月8日(水)は3件の消毒作業と1件床板、壁剥がしを行いました。
消毒作業は、富士消毒の重岡専務にお願いしました。
午前1件を一緒に行って作業手順を教え、後はお願いしました。
午後は松田さんの現場に行き、実際の剥がし作業を見ました。
さすが!プロの職人、仕事が早い!
一般ボランティア4名とベリベリと剥いでいきました。
翌日も消毒作業は1件しかありませんでしたので、重岡専務に作業はお願いして私は松田さんの現場に行きます。
また、環境機器さんと現地統括責任者の桑野さん(NICCOの方)にご相談をして、
今後の経過を見て行きたいと思います。

 

企業ボランティアの頼もしい応援、松田さんについて【株式会社テオリアハウスクリニック】

本日から心強い助っ人が合流してくれました。
埼玉県から駆けつけてくれた大工の松田さんです。

2011063003.jpg

私達が担当している被災住宅の殺菌消毒ですが、大きなネックがあります。
作業の流れは
・壁や床を剥がす(大工さん)
・床下にたまったヘドロや瓦礫を撤去(一般ボランティア)
・高圧洗浄で泥汚れを洗う(専門ボランティア)
という工程を経て最後に私達の殺菌消毒になります。

消毒を行なうお住まい

地元の大工さんは大忙しで、全く手が足りていません。
お客さんがリフォームを頼んでもヘタをすると
来年まで待つこともあるようです。

最初の工程の大工さんが入ってくれなければ、先に進めないのです。
そこで普段私達が東京でお世話になっている大工の松田さんに
「ボランティアで気仙沼に行ってもらえませんか」
とダメもとで声をかけてみました。

すると、松田さんが言うには、
遠い親戚が仙台で被災したらしいが、消息がつかめない。
昔お世話になったこともあり、何かお手伝いがしたいと思っていた、とのこと。

さっそく気仙沼に入ってもらいました。
さすが本職の大工さんです。
ボランティアの方々を指揮しながら、作業を進めていきます。

作業する松田さん

今回のお宅は2階の床面まで津波が入ってきており、
1階の天井まで剥がさねばならない状態です。

順調に作業が進めば週末には殺菌消毒ができると思います。

宮城県企業ボランティア報告(第3陣)1日目〜3日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

 お疲れ様です。 企業ボランティアの報告します。


 
6月4日(土)に第3陣として現地入りしました。PM6時頃、岩手県一ノ関に到着しました。
初日は、協力企業である環境機器鰍ウんと食事に行きながら、現地の状況について、詳しくお聞きしました。
この日から、当社代表の南山とも合流しました。






 6月5日(日)は4件の消毒作業を行いました。今回、初めて一般ボランティアの方と共に作業を行いました。
背負い型の噴霧器を使用して、男性1名、女性1名の一般ボランティアと共に何処まで出来るか?試した結果、思っていた以上に作業が進みました。

女性ボランティアの方


ニーズが上がり、一日10件、20件、現場があればそれも可能だと思いますが、そこまでニーズが上がらないのが現状です。
当社に何が出来るのか?消毒だけではなく、床板剥がし、泥出し、高圧洗浄、課題は沢山あります。
作業を進めるのは簡単です。

ただ、そこまで当社が関わるべきか?消毒作業だけに専念すべきか?そこの一線が難しい所です。
現状は、あるべき物件をこなし、ニーズを広めていく事が課題だと思います。




6月6日(月)は3件の消毒作業を行いました。今回はボランティアの人数が少ないとの事だったので、1人で作業を行いました。
作業自体は3回目なので割りとスムーズに進みました。

翌日も3件現場があるとのことでしたが、その先のニーズが上がっていません・・・この日、社長とボランティアセンターを管轄されている社協の方と話し合いをしました。

困っている人達は数えきれない程いる。
消毒作業を知らなくても私が現場で作業をしているのを見て、うちもして欲しい・・・

当社の社員が動けば、いくらでもニーズを拾ってこれる、当社の若手でも十分こなせるレベルです。
(当社の社員はそれ位の事は出来るスキルを持ったプロ集団達です。)

この日は、神奈川県から富士消毒の重岡専務が現地入りをしてくれました。
アメリカカンザイやイエシロアリの駆除が出来るプロ中のプロが現地入りをしてくれて本当に心強いです。
こう言った専門家が無償でボランティアをしてくれているので、ボランティアセンターとともに被災されている人達の気持ちになって動いていければ何よりです。



東北企業ボランティア報告(第2陣)5〜6日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

5月26日

本日は、早朝にボランティアセンターから7件の消毒が予定されていると嬉しい連絡が入りました・・・!

結果は、残念ながら2件が消毒できる状態ではありませんでした。

ボランティア活動をする中で感じたことは、

大きな仕組みを考えるには、現地で作業しながらでは難しいのではないか、ということです。

気仙沼の市役所や、地元の協力団体を周らなければ・・・!

 

確実に消毒のニーズは上がっています。

 

消毒作業後の様子

5月27日

 

本日も消毒作業に追われ、体力的にも少し辛くなってきました。

消毒のニーズもかなり上がってきています。

ボランティアセンターの担当さんも、来週からどうすればよいのか戸惑いを隠せなく、

今度はいつ来るのか、早めに連絡を下さいとの要請を頂きました。

 

一般ボランティアの方々で消毒班を設けたいとも思いましたが、

日々違う一般ボランティアの方々だとやはり無理がありそうです。

 

以前報告致しました消毒の案内をする部門ですが、

この先のニーズを考えると、いちいち電話で案内するのではなく、

違う広告媒体で市役所などに問い合わせが行くような仕組みが良いと思います。

 

とにかくニーズは千万の単位で出てきます。

ただし受け入れ態勢が整っていなければなりませんが。

前職での経験も活かせそうであり、やりがいはありそうなのですが、とにかく時間がありません。

とは言え現状今後の派遣をどうするのか、これを早めに決める必要があります。

早急に対応を考えたいと思います。

 

東北企業ボランティア報告(第2陣)3〜4日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

東京営業所の鎌田です。 

5月24日は、3件の消毒を行いました。

少しずつではありますが消毒のニーズは上がってきているようです。

それでも今日の作業を今日決めるといった具合で、仕組みはまだまだです。



翌5月25日は消毒を1件行いました。

一件とは言っても宮城県ならではのとんでもなく大きい物件です。
荷物も沢山あり、テクニカルチーム(施工チーム)の皆の苦労が身にしみました。

また、ボランティアの担当さんと短い時間ですが、お話をする事が出来ました。 担当さんの話によると、幾つもの案件があり、その中の一つに消毒がある。 当然ながら消毒の案内だけに専念出来ないのが実情とのことです。
現場だけではなく事務所に詰めて、消毒の案内するボランティアも必要と思います。 弊社でいえば、サポートチームのようなものでしょうか。
被災者の情報を外に持ち出すのは無理ですが、事務所に詰めての電話案内であれば、可能ではないかと思います。
これにつきましては、検討してみたいと思います。 

以下は、現地訪問中に撮影した写真です。

現地の様子 

打ち上げられた大型船舶

 

東北企業ボランティア報告(第2陣)1〜2日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

テクニカルチームの常陸です。 

5月22日(日)に第2陣として再び現地入りしました。

今回は私と、東京営業所の鎌田の二人で訪れました。
 
初日は、協力企業である環境機器さんと今後の事を話し合い、当社が出来る最大限の事は何か?現地の人が求めている事は何か?について、話し合いを行いました。


2日目、5月23日(月)

この日は、朝8時45分にボランティアセンターに着き、担当者の方と引継ぎの挨拶を交わし、午前中には1件の消毒作業を行い、午後は担当者の方と今後の流れについて、打ち合わせをしました。
しばらくは当社、社員が現地で作業をこなして実績を作らないと先には進めません。


そして一週間ぶりに現地に入りましたが、とにかく臭いが凄い!

ハエはバンバン飛び、前回殺虫作業を行った場所もまたハエが飛び、腐敗臭が酷かったです。

個々の住宅でも、消毒よりも殺虫作業をして欲しいとの要望がありました。

まだまだ課題は山積みです。

ハエの群がる様子

この日、午後は時間があったので、鎌田所長と陸前高田市や他の場所を視察し、

 

実際目で見てもらい臭いを嗅いでもらい、現地の状態を把握してもらいました。

私はこの日でいったん東京へ戻り、鎌田への引き継ぎをしました。

6月も早い段階で現地入りをして、今後の流れを作って行きたいと思います。


 

 

気仙沼市業ボランティア報告6日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

テクニカルチームの常陸です。 
5月13日(金)報告します。

今日は宮城県気仙沼市南郷で1件、消毒作業を行いました。

予定通り、菅野おばぁちゃんの家に洗浄部隊が入り作業をしていましたが、この家は泥の量が半端ではなく、また今日の気仙沼市はもの凄い強風で作業がなかなか進みませんでした。
結局、洗浄に丸一日掛かりました。

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他にも1件洗浄する家があったのですが、とにかく早く洗浄をして欲しくて
泥出しする前に洗浄となりました。消毒作業は泥出しした後になります。
私は3時頃まで作業がなくなってしまったので
まだ見れていない地区や住人に話し掛けて回りました。
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床部分の消毒作業

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壁内の消毒作業
でも、最後に菅野おばぁちゃんの家を消毒できて良かったです。
菅野おばぁちゃんも「また来てね!待って居るからね!」
涙ぐみながら握手をしました。
私の企業ボランティアは今日で一旦終了になります。
とても良い勉強になりました。
また、気仙沼市に来たいと思います。
明日、午前中少し見て回ってから東京に帰ります。

気仙沼市企業ボランティア報告5日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

テクニカルチームの常陸です。
5月12日(木)のボランティア報告です。
今日も宮城県気仙沼市南郷で3件、消毒作業を行いました。

午前中は昨日出来なかったアパートの
(昨日は4棟の予定だったので)
消毒作業を行いました。

さすがに慣れてきて早く終わるだろうと思っていましたが
作業に約1時間30分、機材一式を車から降ろし
水をタンクに入れ薬剤を希釈、散布、片付けを1人で
行うとそこそこの時間が掛かります。
s-企業ボランティア 315.jpg
また、建物一軒一軒がデカイ!殆どの家が100u以上で
床下に潜らなくても時間は掛かります。

昨日、今日と1人で動いているのですが殆ど高圧洗浄部隊と
共同作業をしています。今回のリーダーは日本人の方でした。s-企業ボランティア 274.jpg
この方の職業は牧師さんです。サマリタンズ・バースという所に加盟していてボランティアを世界中で行っている団体だそうです。

サマリタンズ・バースの詳細
http://www.samaritanspurse.jp/jp/

皆さん良い人達ばかりで、男性も女性も、若い人や年配の方まで
色々な人達が力を合わせて同じ目標に進んでいます。

明日は月曜日に現地視察をした時、一番最初に話をした
菅野さんと言うおばぁちゃんの家に行きます。

ここは大阪から来たボランティアのシンジさんという方がいてs-企業ボランティア 286.jpg
私達の職種を話すと「消毒して!がんばって床板剥がして泥を書き出すから!」

大阪から一緒に来た数人で活動しているボランティアの方ですので
私は正直一週間で終わらすのは無理だろうと思っていましたが、今日全部終わらせました。

私が夕方作業を終わらせる頃に走ってきて
「常陸さん!ばぁちゃんの所終わった!ボランティアセンターにもお願いした!明日来て!」

シンジさんは凄い!尊敬しました。

大阪で鳶職をしているらしく、こうゆう事があると率先してボランティアに参加しています。今は困っている人達に自分が出来る事をしたいと言っていました。

・・・私と同い年で40才、見習うべき事が多すぎます。
おばぁちゃんも泣きながら「ありがとう、ありがとう、」
何回も感謝していました。

明日は私がおばぁちゃんを救う番です。明日も頑張ります。

気仙沼市ボランティア報告4日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

テクニカルチームの常陸です。 
5月11日(水)のボランティア報告です。

今日も宮城県気仙沼市南郷で3件、消毒作業を行いました。

午前中は高圧洗浄待ちがあったので南郷地区を見て回りました。

この地区は川が流れているので川沿いは殆ど壊滅状態です。
被害の様子
川には車が何台も沈んでおり、家も何件か沈んで2階から上が見える状態です。
ガレキの山は何百メートルも続いており、このガレキを全て撤去するのに
どれ位の時間が掛かるのか想像も出来ません

その中で唯一残った家の洗浄、消毒が今後の課題になります。

ただ、洗浄は見て分かるように家が泥だらけなのでニーズが上がりますが消毒はまだまだ上がりません。
s-企業ボランティア 250.jpg
洗浄しても住人の許可がなければ勝手に消毒は出来ません

今日は3件共、住人は消毒の話は聞いていないけど・・・との事でしたが、私が今後の事を考えると消毒をしておいた方が良いと話をして消毒作業の許可をもらいました。
s-企業ボランティア 266.jpgs-企業ボランティア 271.jpg
少しづつですが住人も消毒作業の必要性を認識して
お願いされるようになりました。

いくらボランティアと言っても知らない人達が自分の家に
ずかずかと入ってくるのは不安みたいです。

こちらから声を掛け、住人の話を聞く、顔を覚えてもらう

こう言った事を進めて行き信頼関係が生まれる

当社の仕事と似てますね!

お客様に信頼してもらい「貴方に頼んで良かった!ありがとう!」と感謝される

仕事もボランティアも行き着く所は同じです。

明日もこう言った事を進めながら作業をして行きたいと思います。

この活動は当初、本当に一般的なボランティアだけかと思っていましたが
当社がお願いされる作業は、専門知識が必要なボランティアです。

先週、社長から、「この協力は出来る限り継続していきたいと思います。」
と話がありましたが私からも是非お願いしたいと思います。

うちも出来るだけ多くの社員がこの活動に参加して欲しいです。

とても良い勉強になります。(今後の仕事、人間的にも)

他の社員が来てもスムーズに引き継ぎが出来るように
私も引継ぎの時には一緒に現地に来たいと思います。

気仙沼市ボランティア報告3日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

テクニカルチームの常陸です。
5月10日(火)のボランティア報告です。

今日は宮城県気仙沼市南郷と言う所で3件、消毒作業を行いました。

内1件は高圧洗浄もやって欲しいと住人からご要望がありました。

環境機器株式会社の川端氏と相談して、とりあえず当社のポータブル(持ち運びのできる噴霧器)で圧力を上げて試してみました。

私が拭き付け、川端氏がタワシで洗い、また拭き付け・・・
思ったより綺麗に洗浄されて住人も喜んでいました。

洗浄前の段階で、床板は全て剥がしてあって床下は
全てスケルトン状態でしたので作業もスムーズに進みました。

午後からは2件のアパートを洗浄しました。

ここは目の前に川が流れており、当時は1階全てが水に浸かったそうです。

ここは床板だけではなく、壁まで剥がしてあったので床下、1階の室内全ての消毒を行いました。
作業機材
まだまだ課題はありますが弊社が出来る限りの事を
模索して残り数日を過ごしたいと思います。

明日は私1人で一日動きます。

気仙沼市のボランティアセンターに9時に行き
(現地は一関市から片道約50km、殆ど信号がないのに移動時間は約1時間30分)

ボランティア担当者と打ち合わせ、アメリカ人の一般ボランティアと
打ち合わせをして(日本語OK)
高圧洗浄、消毒を何件出来るか分かりませんけど行って来ます。

少しずつですが現地の人達と交流が出来てきましたので
1人でも多くの人達と交流が出来ればと思います。

気仙沼市ボランティア報告1〜2日目【株式会社テオリアハウスクリニック】

テクニカルチームの常陸です。 
5月8日より、当社の取り組みとして、企業ボランティアに参加することを決めました。 
8日は前日入りで、岩手県一関駅に着いたのは夜でした。
現地は本当に一部の場所が被災にあっただけで、一関市周辺は活気があってびっくりしました。
一関到着

【ボランティア2日目】

5月9日は宮城県気仙沼市に現地視察に入りました。

現地は最悪・・・、よく言葉に出来ないと言いますが本当にその通りです。被害の様子


被害の様子

何でこんな所に大型船があるの?何で山の上に車があるの?


家屋の被害

電柱が家に刺さっている・・・

屋根の上にバイクが・・

バイクが屋根の上にある・・・

何で・・・?何で・・・?ばかりです。

この数日、岩手県、宮城県も気温が一気に上がり、それまでは
せいぜい塩の香り、生魚の香りでしたが今日は一転して腐敗臭・・・
私もネズミの駆除を行い、腐敗臭はいっぱい嗅いできましたが
比べ物にならない程でした。
ボランティア隊
本日は環境機器、片山社長、川端氏、田之江氏、
潟Aイジーコンサルティング鈴木専務、木耐協、技術担当嶋田氏、
日本経済新聞社編集局記者北西氏、他、それぞれの幹部の方と
話をさせて頂きました。皆、気持ちは一緒でそれぞれの企業で何が出来るのか?

討論させて頂き、片山社長筆頭に協力して行こうと一致団結しました。

その中で当社には消毒(殺菌)を主に全てをお願い、任せたいと片山社長は言っていました。

現状、津波で床下浸水は当たり前、ヘドロはあるは魚は居るは何か変な虫は居るはで
見るに見かねる状態で、それでもここの住みたい・・・現地の人は言っていました。

弊社の主の業務はこう言った住人のニーズに答え、床板の撤去、床下、室内の高圧洗浄、
ヘドロのかき出し、消毒(殺菌)を長期でさらに東北全ての対象物件を行う事をお願いされました。

ただ、弊社だけではまず無理、そこで今回現地入りした各企業に割り振りをして皆で協力する。

きっと現地では混乱すると思いますが私はやって損はないかと思います。

私もまた、現地に来たいと思います。

明日は、床下浸水をした家の消毒(殺菌)を2件行います。