ウッドデッキなど屋外でのシロアリ被害について紹介します【株式会社テオリアハウスクリニック】

今回は、屋外で確認できるシロアリ被害について紹介します。


シロアリ被害に関するお問い合わせの中では、

屋外にある木材の被害に関するものが最も多くなります。

具体的には、ウッドデッキ・杭・枕木などです。


これは、シロアリの餌となる木材が土の上に無防備に置かれることと、

被害が直接目につきやすいことが原因です。

 

食害されたウッドデッキ

 

食害されたウッドデッキの脚

 

そして、それらの木材に被害が発生した場合、

今いるシロアリの駆除は薬剤処理でできますが、

雨風にさらされる場所のため、薬剤の効果を長期間維持する事は出来ません。


したがって予防という観点での薬剤処理はほぼ不可能です。

(薬剤が水で流れてしまうためです。)

 

食害された杭

 

激しい食害

 

しかし、薬剤による予防が困難な場所でも、

被害に遭いにくいようにすることは可能です。

 

以下、それらについて紹介します。



●防蟻・防腐処理の施された木材を選ぶ

 

ウッドデッキなど屋外で長期間使用するための木材には、

防蟻・防腐処理の施された『加圧注入材』などが販売されています。

 

これは防蟻・防腐成分を圧力により木材にしっかりと浸透させたもので、

通常の木材よりも、シロアリや腐朽による被害のリスクが大幅に減少します。


加圧注入木材は一般的な認知度は低いですが、

公共土木工事にも使われていて、意外に身近な存在です。

加圧注入材についてはこちらをご覧ください: http://www.lumbertech.jp/wooddeck.html

 

 

 

●ベイト工法による対策


これは、屋外の木材周辺に、『ベイト剤(固形型の毒餌)』を設置し、

建物周辺のシロアリの巣を駆除するというものです。


ベイト工法には、専門業者による定期管理(基本的には年間契約)が必要となりますので、

定期的に費用が発生します。


※但し、シロアリは防げても腐朽(腐れ)による木材の劣化は避けられませんので注意して下さい。

 

 

●定期的な点検を行う


シロアリ被害を防ぐには、これが基本になります。


シロアリは土の中から蟻道(ぎどう)というトンネルを作って木材に到達します。

 

外束の蟻道

 

柵の蟻道

 

上の2つの写真で、写真中央にある茶色く細長いものが蟻道です。


ウッドデッキの構造自体も、

束石を置いたり、土との境目が目で見てチェックできるようにしておくことも、対策の一つとなります。


それと、必要のない廃材やダンボール(シロアリの大好物)などを

土の上に直接放置することは、

シロアリに餌を与えているのと同じ事になりますので、注意して下さい。

 

 

 

 

記事担当:日暮

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