千葉県市川市でのアメリカカンザイシロアリ被害【株式会社テオリアハウスクリニック】

今日は、千葉県市川市でのアメリカカンザイシロアリの被害現場に行ってきました。

 

市川市は、日本で最初にアメリカカンザイシロアリが発見された(1976年)江戸川区に隣接する地域であり、近年何件か報告されるようになってきました。

 

そのため、江戸川区が震源地なのかは定かではありませんが、この地域には既に定着していると考えて間違いないでしょう。

 

この物件は、2年前に当社で被害個所のみ駆除施工を行った物件でした。

 

前回処理をしたところ(主に内装材)とは違うところ(天井裏、玄関ドア枠、土台)から発生していたようです。

離れてみたところ.jpg
窓枠の虫孔(糞の排出口)

 

糞の排出口.jpg

窓枠の虫孔(糞の排出口・近くで見たところ)

 

天井裏におけるアメリカカンザイシロアリの糞.jpg 天井裏におけるアメリカカンザイシロアリの糞2.jpg

屋根裏に降り積もった糞                   

 

 

カンザイシロアリというと上記のような室内や屋根裏などをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、在来種のヤマトシロアリと同様床下の土台や玄関ドア枠も食害します。

 

それとカンザイ(乾材)シロアリですが、湿った木材も食します。

 

外周のフン.jpg

基礎通気口から排出されていた糞

 

 

アメリカカンザイシロアリの特徴、というより一番厄介なところは、在来種のヤマトシロアリやイエシロアリと違い、一度の駆除で完了することが少ない事です。

 

原因はいくつか考えられます。

 

・いくつもの小さいコロニーを形成する。(一つの建物に複数ある場合がほとんど)

・被害の進行が遅いため、進行していないと気付かない。(初期のコロニーは発見できない場合が多い)

・侵入箇所が特定しにくい。(基本的に木材があれば、どこからでも侵入できる・・・木屑や翅が落ちていればある程度目安はつけられますが)

・羽アリの侵入・・・生息密度の高い地域では、駆除に成功しても再び外部から侵入される可能性がある。

 

羽アリが外部から侵入するような被害地域においては、もはや個人の力ではどうにもなりません。地域一丸となって駆除に取り組まないと根絶はできないでしょう。

 

【関連項目へのリンク】

アメリカカンザイシロアリの被害を見つけるためには?http://blog.woody.co.jp/article/13384692.html

クローズアップ現代の反響【アメリカカンザイシロアリについての質問と回答+お問い合わせの方法について】 http://blog.woody.co.jp/article/13388505.html