見ただけではわからない、被覆配管の蟻道とシロアリ被害【株式会社テオリアハウスクリニック】

先日、床下点検を行ったお宅で、見ただけでは絶対にわからないシロアリ被害がありました。

 

このお宅は鉄骨住宅で、床下を見たところ、シロアリの形跡は見られず、おそらく大丈夫だろうと思われました。

 

しかし、ただ見るだけではプロの点検とは言えませんから、木材をドライバーで叩いてみたり、給水・排水管などの被覆配管の断熱材も剥いで確認しなければなりません。

 

今回は床下の「被覆配管」にシロアリを発見しました。

 

しかし、外側には何もシロアリの形跡はないのです。

 

【シロアリのいた被服配管の断熱材の写真はこちら】

シロアリの通った被服配管  

@シロアリの通った被覆配管の断熱材  

 

蟻土

Aシロアリが中に持ち込んだ蟻土(ぎど)

 

被覆配管の中にできた蟻道 

B被覆配管の断熱材全体       

 

被覆配管の中のシロアリ

C断熱材にいたシロアリ

 

 

@ ご覧のとおり、外側からでは全く分かりません。

中がちらっと見えますがこれは断熱材のみを外したものです。実際にはテープなどでぐるぐる巻きになっていますから見ただけではわかりません。

 

A断熱材の内側はシロアリが持ち込んだ土(蟻土と呼ばれます)でいっぱいです。

 

B上から下まで、蟻土でいっぱいです。

 

実際、このお宅はこの被覆配管を通ってきたシロアリによって、床の材が被害を受けていました。

 

放っておけば床が抜けてしまう可能性もありました。

 

いくら床下に蟻道(シロアリの作る道)がなくても、安心できません。

 

シロアリは被覆配管やコンクリートの隙間からでも上がってくるのです。