アパートの管理会社様からのご相談

年の瀬も押し詰まった12月のことです。
新築して間もないアパートで、入居者から「虫が出る」とクレームが管理会社に入りました。


担当者がお伺いしたところ,フローリングと壁の隙間あたりから5ミリくらいの“ウジムシ”状の虫が何匹も出ていました。
掃除しても毎日10匹以上出続けているそうです。正体も原因もわからないので出入りの害虫駆除業者にみてもらいました。ところが専門家がみてもわからず、「こんな寒い時期に出てくるような虫は見たことも無い」とお手上げです。

入居者としても原因もわからずでは納得できません。担当の方も困ってしまい、いろいろとつてをたどって当社に連絡されてきました。私も電話でお聞きしただけではわかりませんでした。確かにこの時期に“ウジムシ”状の虫が大量に出てくることはあまり聞きません。結局現場で採取した虫を送ってもらうことにしました。

年明けに届きましたが、開けてみたら正体は


ノシメマダラメイガ


というガの仲間の幼虫でした。
普通は寒くなると休眠してしまうのですが、最近は建物の性能が良くなり、冬でも場合によっては一日中暖かいので活動しているのでしょうね。

この幼虫は穀物の粉などを好みます。米ぬか、小麦粉の他豆類、ココア、菓子類等かなり雑食性です。建物や人体に害はありません。入居者に報告したところ、やはりキッチンに置いてあった玄米の袋から発生していたようです。
1匹の雌が200〜300個もの卵を産みますので、皆さんもこれらの食品の収納には密閉容器を使うなどして、露出させないようにしてください。


※ノシメマダラメイガの対策に関する調査は通常有償(8,000円〜)となります。

詳しくはお問い合わせくださいませ。

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