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2012年04月24日

シロアリの羽アリシーズン到来!!【関東白蟻防除株式会社】

前回ご紹介をした、ヤマトシロアリのニンフ(羽アリになる前のシロアリ)ですが、

 

観察・実験のために、再び取り出してみると・・

 

 

体が黒くなり、しっかりとした羽も生え、群飛を迎えようとしていました。

 

羽アリを取り出しました

 

 

羽アリが2匹

 

群飛直前の羽アリ

 

 

ヤマトシロアリの羽アリは、通常6〜7mmぐらいの大きさです。

 

この羽アリはおよそ6mm

※ 羽を含めると1cmを超えます。

 

 

 

また、シロアリの羽アリは群飛してしばらく経つと羽を落とし、「落翅虫」となります。

 

そのため、この落翅虫が家の隙間に入り込んでしまい、シロアリの姿は見えなくとも、

お風呂場や玄関まわりなどに、羽だけが大量に落ちている・・といったこともあります。

 

 

 

 

もう間もなく群飛のピークとなる羽アリですが、家屋内で発生した際の対処法は以下のとおりです。

 

 

・「まず落ち着く」

 

まずは落ち着きましょう。

シロアリの羽アリは毒などを持つことはなく、人間を攻撃してくることもありません。

また、発生した羽アリがそのまま増殖し、家を猛スピードで食い荒らしていくということもありません。

 

 

 

・「殺虫剤を使用しないこと」

市販されている薬剤では、その場にいる「羽アリ」を殺すことはできますが、

壁や柱等の奥に潜むシロアリ本体には届きません。

 

また、一般に市販されている殺虫剤には、シロアリが嫌がる成分を持つものが多く、

他のシロアリたちがその近辺から逃げていき、

かえって生息・被害範囲を広げて駆除することが難しくなることもあります。

 

 

 

・「掃除機で吸う」

出てきたものは放っておいてもほぼ死滅しますが、

気持ちが悪い場合には、掃除機で吸ってしまうなどしてください。

 

 

 

・「屋外で見かけた場合」

日本で最もポピュラーなヤマトシロアリなどの場合、

建物に予防工事など、あらかじめシロアリ対策をしていれば特に問題はありません。

 

しかし、予防工事をしていない建物内で羽アリを見かけられた場合は、

すでに建物が被害にあっている可能性が高いです。

その場合は、信頼できる専門業者にご相談されることが望ましいです。

また、念のため発生した羽アリの死骸などを保管しておいていただければ、スムーズに対応が可能となります。

 

※予防工事及び駆除工事をされていて、保証期間内の場合には、

無償で再工事ができますので、工事を行った業者様へご相談ください。

 

 

● 羽アリの群飛やその他の対処法については、こちらの過去記事を御覧ください

羽アリの動画と応急処置の方法について

 http://blog.woody.co.jp/article/13988109.html

 

 

 

 

 

記事担当:営業企画部日暮

2012年04月10日

今年もシロアリのニンフが出てきました【関東白蟻防除株式会社】

 

今年も、もう間もなくでシロアリの羽アリシーズンが到来します。

(※ シロアリの羽アリ群飛のピークは、4月下旬〜5月上旬です)

 

そんな中、社内で飼育・観察していたヤマトシロアリにも、

これから羽アリとなる「ニンフ」が発生しているのが確認できました。

 

写真中央にニンフが一匹います

※ 写真中央の大きいシロアリが「ニンフ」です。

 

 

ニンフとは、シロアリの職蟻(働きアリ)が、羽アリへと成長している途中の段階であり、

このニンフもこのままいけば、これから羽アリとなって群飛することでしょう。

 

ニンフは働きアリより大きくなります

※他の職蟻と比べると、ニンフの大きさがよくわかります。

 

 

また、よく見てみると、ニンフの背中に成長途中の小さな羽も生えてきています。

そして、これからさらに眼や羽が発達し、体色も黒くなってきます。

 

背中に羽が生え始めています

 

ニンフを横から見ると・・

 

 

 

当社では今後もこのブログを通じて、

皆さんにシロアリの防除や生態に関する情報をお届けしていきたいと思います。

 

 

 

 

記事担当:営業企画部日暮

2012年03月14日

床下での羽アリ発生事例【関東白蟻防除株式会社】

羽アリの発生は、その建物のシロアリ被害を発見するためのヒントとなりますが、

実は羽アリが大量に群飛していても、お住まいの方がそれに気付かれない場合があります。

その一つに、床下での発生があります。

 

以下にご紹介するのは、昨年の5月に鉄骨造の建物の床下で、羽アリの群飛が確認された事例です。

 

鉄骨住宅の床下から羽アリ発生

 

コンクリートの割れ目から羽アリが発生しています

 

コンクリートの割れ目から、ヤマトシロアリの羽アリが発生しています。

(※ どんなコンクートでも日が経つと高い確率でヒビ割れが生じ、

たとえ床下がコンクリートで囲われていても、シロアリの侵入してくる可能性は充分にあります。)

 

シロアリの羽アリ

 

 

少し離れた場所には、既に別のコロニー(集団)から発生したと思われる羽アリの死がいも確認できました。

別のコロニーとみられる羽アリの死がい

 

 

この様に、床下で羽アリが発生した場合には、

床下収納庫より下を覗いたり、あるいは点検を行わなければ、羽アリに気がつかない場合があります。

 

 

ちなみに、羽アリは群飛後、まずメスがオスを呼び寄せるためのフェロモンを分泌し、

これにつられたオスがメスと出会ってペアとなり、巣作りや産卵を行っていきます。

 

つまり、このペアが後の女王アリ・王アリであり、このペアから新しいコロニーが形成されていくのです。

 

 

また、羽アリの群飛している箇所には必ずといっていいほど、兵隊アリ(兵蟻)も一緒に現れます。

羽アリとともに兵蟻も・・

 

羽アリを護衛(?)する兵蟻

 

これは、群飛している羽アリを護衛するためであり、

普段は臆病で攻撃性の弱いヤマトシロアリの兵蟻でも、

この時ばかりは人前に現れることもあります。

 

 

 

これから本格的に春を向かえ、気温も暖かくなってくると、

いよいよ羽アリの群飛シーズンが始まります。

 

羽アリが建物の中で発生した場合には、その建物がシロアリの被害に遭っている可能性が高いので、

まずは専門業者へ相談することをおすすめします。

 

 

 

 

 

●記事担当: 営業企画部 日暮

2012年03月14日

シロアリは冬眠しません【関東白蟻防除株式会社】

寒い季節になると、

点検・施工先のお客様や、ハウスメーカーさん、リフォーム業者さんなどから、

 

「シロアリは冬眠をするの?」

「冬でも床下で活動するの?」

 

といったご質問をしばしばいただきます。

 

 

結論から言うと、シロアリは冬眠をしません。

 

そのため、冬でも住宅内に侵入し、活動を行うことがあります。

 

点検時に見つけたシロアリ

 

 

ただし、春から夏にかけての活動が盛んな時期とは異なり、

冬はシロアリの活動は鈍り、その食害のスピードも落ちてきます。

(※ 日本で一般的なヤマトシロアリの活動好適温は、およそ12℃〜30℃といわれています。)

 

しかし、近年増加する床暖房や高気密住宅、基礎断熱の建物など、

冬でも温かい環境に置かれる場合には、活発に活動することがあります。

 

また、暖房などによって結露が生じた場合には、たとえ冬の乾燥した時期であったとしても、

湿気を好むシロアリにとっては、活動しやすい環境が出来上がる場合もあります。

 

冬だからといって、シロアリに油断することは出来ません・・!

寒さに強くはないシロアリとはいえ、

あくまでも自然の生物である以上、なかなか人間の思うようにはいかないのです。

 

 

 

 

●記事担当: 営業企画部 日暮

2012年02月10日

床下の水漏れ・腐朽被害【関東白蟻防除株式会社】

 

今回は、床下での「水漏れ」そして「木材の腐朽」について紹介します。

 

 

水漏れは、主に床下を通る配管から水が漏れ出すことが原因で、

これによって地面に水たまりができたり、床下の空間が過度に湿潤な環境になります。

 

水漏れの様子

※ 写真左奥が水漏れにより、大きな水たまりができています。

 

 

激しい水漏れ

※ こちらは写真中央から奥にかけ、池の様な状態になっています。

 

 

すると床下空間が、湿気を好むシロアリにとっては住みやすく、

また腐朽菌による木材劣化も起こりやすい環境となります。

 

 

下の写真は、湿潤な環境によって木材に腐朽が発生している様子です。

 

白色腐朽菌被害.

 

一見、薬剤を大量散布したかの様な状態にも見えますが、

これは「白色腐朽菌」による木材腐朽です。

 

 

そしてこちらは、「褐色腐朽菌」による腐朽被害の写真です。

 

褐色腐朽菌被害

 

褐色腐朽菌被害2

 

木材の腐朽菌は、主に「白色腐朽菌」と「褐色腐朽菌」に分けられ、

それぞれで木の好みや分解する成分などが違います。

 

 

また、腐朽の度合いが激しくなると、シロアリに食害されるのと同様、

木製の構造部材が劣化し、崩れてしまうこともあります。

 

腐朽による構造部材の劣化被害

 

 

しかし、甚大な腐朽被害を防止するということは、難しいことではありません。

 

例えば、

基礎(床下部分)の換気口付近に物を置かず、風通しをよくすることであったり、

専門業者による、定期的な腐朽・水漏れ・雨漏り等の点検やアドバイスを受けることなどが挙げられます。

 

専門業者による床下点検の様子

 

 

ただし、専門業者による点検を受ける際、わずかに腐朽や湿気があるだけで、

「このままでは床下にカビやシロアリが湧いてしまいます!換気扇を取り付け、調湿材も撒きましょう!」

などといわれる業者さんにはご注意下さい!

 

※水漏れによる床下の過度な湿潤の際は、まず原因となる水漏れを止めることが重要です。

床下換気扇や調湿材は、

もともと過度な湿潤環境で、他に対策が無い場合に使用してこそ意味があります。

 

 

たとえ水漏れが発生していても、それを止め、

通気をよくすることで、その後床下が自然乾燥し、良好な状態に戻ることも多いのです。

 

 

また、シロアリ駆除・予防に使用する薬剤には、

木材の防腐成分を含んでいるものもあるので、

シロアリと腐朽予防を同時に行いたいという方は、専門業者へのお問い合わせをオススメします。

 

 

 

 

営業企画部 日暮